母を見送って、私の中には「あの手術は母のためになったのだろうか」という思いが残っていたのですが、母が他界してから3年近い時間が経った2017年当時、義母が受けた余命宣告をめぐって、母の手術が正しい選択だったのかどうかが少しずつ分かるような気がしていました。
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高齢者・がん患者がひとり住まいしたいとき、どうすればいいだろう
健康な高齢者にも、できればこんな支援をと思うことや、それだけではちょっと不安と感じ、母自身、そして私たち子どもも協力したことにどんなことがあったろうとあげてみると、その種類が意外と多かったことが分かります。
もっと読む終活 - 親子のつながりを思うところにも終活のきっかけがある
自分の身体にどんな遺伝子がどんなふうプログラムされ、埋め込まれているのか - それを思うとちょっと興味深く、同時に恐ろしいような気もします。なぜ遺伝という言葉がキーワードになったりするのか - 親から子への遺伝というものがどんな割り合いでどんなところに現れるのかといった仕組みが分かっているわけではないのですが・・・。
もっと読む今だから分かる在宅介護・在宅緩和ケアへの道
最初にこのことを確認したり、まとめようとしたのが両親を見送っておよそ2年経った2016年の春。その時の経験や記憶がまだはっきり残っているからか、今度は自分の家族のため、どんなふうに自分の準備をすることができるのだろうかと考えなければと思うものですから、その当時から自分の周りを見回してみようとしてきました。
もっと読むエンディングノート - 告知や延命処置を考えて
自分のもしもの時に備えるという意味では、告知や延命治療葬儀墓所が一番の中心になるでしょうか。墓所のように自ら事前に準備することができたとしても、実際には自分で対処することができない、あるいは家族やそばにいてくれる人の支援を頼るであろう項目と言えそうです。
もっと読む明日のわが身を考える介護の問題
“介護保険の大改革” と称して介護保険の仕組みの周辺で起きている問題を特集していたテレビ番組。
介護保険料の負担やサービス利用の区分けが変わるのに合わせて、要支援の人たちが介護認定を解除できた取り組みを進めている人たちがいる一方、利用する側にとっても支援する側にとってもひずみが出ているケースがあるという内容でした。
もっと読む「自分で治る」という時代だとすれば - どこまで自分の足で歩けるだろう
自分らしいと思える向き合い方を見つけられるといいのだが - 矢作直樹さんの著書『「いのち」が喜ぶ生き方』は、そんな私にとっては素朴な疑問、素朴な希望の置きどころを色々な角度から感じさせてくれ、考えるヒントを与えてくれます。
もっと読むまだセピア色になりきっていない思い出
職場を見まわしても、兄妹の家族や親族を見まわしても、病や事故で家族を亡くしたという人はすぐそばにいる - いつの頃かそんなことを思ったことがありました。たぶん、母のがん闘病に付き添っている頃だったろうと思います。
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