心がまえのあり方

父の大腿骨骨折から学んだ心がまえ

父の骨折は正確に言えば大腿骨頸部骨折。骨盤とのつなぎ目にあたる場所で大腿骨は丸い形をしていますが(骨頭)、その骨頭の下は細くくびれています。そのくびれた部分(頸部)が折れたのが父親の症状でした。手術は折れた頸部と骨頭を人工頭骨に入れ替える方法で行われました。

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将来の自分を想像できますか? いくつまで働こうと思いますか?

私はと言えばその昔、40歳になった自分が想像できないというほど若い時があったというのもなんだか不思議な感じがしているのですが…その私が、定年とか退職とかいう言葉の意味を理解もできるし、その頃の自分をなんとなくでも想像できるというのもとても不思議に感じます。

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認知症を正しく認識しているだろうか

最近目にすることが増えた認知症にまつわる記事や説明。
そうした説明に触れて思うのは、どこか・誰かのことではなくて、自分にも当てはまることだという意識が必要なんだなということ。

その意識を持つことで、もし自分の意識や精神に何かの症状が起こったときには、自分はもちろん、近くにいる仲間や家族の助けになることもあるのだろうなと感じます。

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親が病に倒れたとき - “あるがまま” を忘れずにいるために

父はリュウマチと肺炎で、母はがんで、義母はやけどや転倒、そして腎不全で病院に行かなかったり行きたがらなかったり、検査や手術を拒否したり、人工透析を受けないなど

以前、病院に行きたがらないにはそれなりの理由があるのだから、とにかくまず、その思いを聞いてあげてください! と自分の経験を記事にしたのですが、病院に行って診察を受ける… そのことを母本人はどう思っていたのだろうという思いが、やはり完全にはなくならずにいます。

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口から食べることの幸せ - それを守ることの大変さ・大切さ

病の中にあっても、朝になれば床を離れ、朝食をとり、一日を始める… そんな型通りの生活を守り続けることが絶対に必要なことだと言っていた明治生まれの祖父母、あるいはその祖父母に育てられた私の父母の世代の人たち。
なぜそんなふうに習慣を守ることが大切なんだろうか?! なんて疑問を向けた記憶もあるのですが、食べられることを感謝するんだ! と言っていた言葉が思い出されます。

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葬儀を静かに過ごすことができるとしたら

エンディングノート - 葬儀

自分のもしもの時に備えるということができるとしても、葬儀ばかりは自分で何かをやっておくということができるとは思えないのが葬儀のことではないかと思いますが、今ではすっかり定着したとも言われている葬儀の生前予約というサービス。どんなものかご存知でしょうか?

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Quality_of_Lifeは誰のために

そしてもう一つのQuality Of Life(クオリティ オブ ライフ)

もしかすると私の先入観かも知れませんが、医療でQuality Of Lifeという言葉が使われる状況は病状がとても切迫しているか、あるいはそうなる恐れが高い時というイメージがあります。そして、介護の世界ではどうでしょうか。病とか加齢による体力、知力の低下、あるいは差し迫った環境も決して自分とかけ離れた世界の物語ではないのだということを確かめたいのですが・・・。

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