母の闘病の間、母が加入していた医療保険と県民共済に、私もずいぶん助けてもらいました。まさに『継続は力』を実感したものでした。自分にもしものことがあった時のためにという意味では、保険も重要なエレメントのひとつ。定期的な見直しも必要でしょう。
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今だから分かる在宅介護・在宅緩和ケアへの道
最初にこのことを確認したり、まとめようとしたのが両親を見送っておよそ2年経った2016年の春。その時の経験や記憶がまだはっきり残っているからか、今度は自分の家族のため、どんなふうに自分の準備をすることができるのだろうかと考えなければと思うものですから、その当時から自分の周りを見回してみようとしてきました。
もっと読むエンディングノート - 告知や延命処置を考えて
自分のもしもの時に備えるという意味では、告知や延命治療葬儀墓所が一番の中心になるでしょうか。墓所のように自ら事前に準備することができたとしても、実際には自分で対処することができない、あるいは家族やそばにいてくれる人の支援を頼るであろう項目と言えそうです。
もっと読む父の大腿骨骨折から学んだ心がまえ
父の骨折は正確に言えば大腿骨頸部骨折。骨盤とのつなぎ目にあたる場所で大腿骨は丸い形をしていますが(骨頭)、その骨頭の下は細くくびれています。そのくびれた部分(頸部)が折れたのが父親の症状でした。手術は折れた頸部と骨頭を人工頭骨に入れ替える方法で行われました。
もっと読む老齢年金制度の複雑さに負けない年寄りにならなくちゃ!
特別支給の老齢厚生年金には受給資格というものがあって、一定以上の収入があれば支給金額は減額されたり停止されてしまうことがある [1] のだけれど、ともあれ、特別支給の老齢厚生年金の支払い申請を行う。
その先、何をどうすればよいのか確認しておきたいですね。
親が病に倒れたとき - “あるがまま” を忘れずにいるために
父はリュウマチと肺炎で、母はがんで、義母はやけどや転倒、そして腎不全で病院に行かなかったり行きたがらなかったり、検査や手術を拒否したり、人工透析を受けないなど
以前、病院に行きたがらないにはそれなりの理由があるのだから、とにかくまず、その思いを聞いてあげてください! と自分の経験を記事にしたのですが、病院に行って診察を受ける… そのことを母本人はどう思っていたのだろうという思いが、やはり完全にはなくならずにいます。
もっと読む終活 - 看取りという名のそのとき
「自分が自分でいられる間に二人に伝えておきたい。これまで自分のために色々としてくれ、支えてくれて本当に感謝している。ありがとう。」
それは、ホスピスに転院してほとんどすぐ、母が私たち夫婦に向かって言った言葉でした。
口から食べることの幸せ - それを守ることの大変さ・大切さ
病の中にあっても、朝になれば床を離れ、朝食をとり、一日を始める… そんな型通りの生活を守り続けることが絶対に必要なことだと言っていた明治生まれの祖父母、あるいはその祖父母に育てられた私の父母の世代の人たち。
なぜそんなふうに習慣を守ることが大切なんだろうか?! なんて疑問を向けた記憶もあるのですが、食べられることを感謝するんだ! と言っていた言葉が思い出されます。