10代、20代の若い人たちは - 私自身もかつてそうだったように - 優しい思いやりと手助けの気持ちを持っていても、どんなふうに接していいのか分からない… そんなこともありますね。
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終活 - がん患者のための介護を支える家族の力
がんを病んだ母に付き添い、特にその終末期を過ごした経験を振り返っておくことが必要ではないか、そんな気がしているのですが、自分たちの健康管理の延長線上に、介護のようなものをおいておくことはできるだろうか…
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「元気なうちに叶えてておけば…」というのは患者本人には酷な言葉に響くかも知れません。患者本人にとっては「自分ができていたようにはもうできなくなった」ということが悲しいはずですから。「自分ではできない」「助けてもらわなければできないのだ」それが病気になった自分を思い知ることになるのが辛いということもあるはずですから。
もっと読む親を見守る - 余命宣告の受け止め方は
静かに最期を迎えるんだ… どんな覚悟で その言葉を口にしたのか。その後の医療行為(の受け方)を決めたのか。母との時間を思い越しながら、親の覚悟と困惑に付き添うことができたなら… それが今の思いです。
もっと読む父のせん妄 ー わがままではなく、病気なのです
思い起こしてみると - 同じことを言ってもそれがわが子のことであれば許容できるのに、親となるとそのままには受け止めることができない - あるいは受け止めるのがとてもむずかしい、それが、せん妄という症状なのだろうと思います。
もっと読む元気でいるかい? せん妄が相手でもそんな思いやりを忘れたくない
たぶん私たち親のうかつさがあったのでしょう。そのとき、私の子どもは肺炎になって入院をせざるを得なくなってしまったのです。親が付き添いで添い寝することができない病棟で、私の子どもはひとり、たぶん、不安やさみしさを抱えて入院をつづけました。
もっと読むクローズアップ現代+「“息子が介護”の時代」で考えた家族・息子
核家族化という暮らし方の形は、私たち自身が選んできたもの - そういう捉え方をしてみると、老老介護や息子介護というような将来を想像することもないまま、意識することなく自分たちで選んできたもの… そう言えるのかも知れませんね。
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