治療と回復に必要なものは

母のがん闘病で学んだ薬とせん妄の関係

健康を取り戻す、あるいは病気を取り除くために必要だと判断された手術を受ける、手術のために必要な麻酔を処方してもらう - そうした医療の助けを借りるとしても、手術ゆえの、あるいは麻酔ゆえの危険がある。そこで、手術を受けるにあたっては、医師や麻酔医から手術の必要性や手術・麻酔に伴う危険や考えられる後遺症などの説明を受け、手術・麻酔を受けることへの同意書を読み、サインをするという手続きが取られます。

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心がまえのあり方

父の大腿骨骨折から学んだ心がまえ

父の骨折は正確に言えば大腿骨頸部骨折。骨盤とのつなぎ目にあたる場所で大腿骨は丸い形をしていますが(骨頭)、その骨頭の下は細くくびれています。そのくびれた部分(頸部)が折れたのが父親の症状でした。手術は折れた頸部と骨頭を人工頭骨に入れ替える方法で行われました。

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歳を取るということ

父の大腿骨骨折から学んだ歳をとるということ

「高齢化社会」とか「認知症」というような言葉を聞くようになってもうずいぶん長い時間が経っているような気がしていたのに、「譫妄(せんもう)」という言葉の意味も正確に理解できていなかった - それは私にとって、高齢化社会などという大きな論議、知識以前に、歳をとるということがどういうことなのか一から学ばなければと自覚させられる経験でした。

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