医師に診てもらったらそれだけで安心だし、体も楽だろうに - 私たちはごく自然にそう発想すると思うのですが、私の両親などはなかなか うん とは言わない人たちでした。
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終活 - 実家をたたむという発想
ごく普通のサラリーマンだった父が自分の力で立てた家は当時、築40年。両親に対して、それなりに大切に思う感情があっ て、長年暮らした家にはたくさんの思い出や、それまで知らなかった両親にまつわる記憶や品が本当にたくさんありましたから。
もっと読む過ごしてきた時間の中に明日をさがす - 介護のまわり
その著書には、親の老後、自分の老後 - そのどちらを考えるときにも、「やはりそうなのか」という落胆と、「これが現実なのだよ」という悲しい説得力を感じさせる事例がいくつも示されていますが、そこには当然のように、私が両親の周りで経験した医療や介護にまつわるあれこれを思い出させる例も含まれていました。
もっと読む終活 - 妻に託すための備え - 不動産の相続
「相続、保険金、年金の支払い申請は戸籍の確認から」の記事のときに確認したように、妻に「あとを託す」という発想でできる準備をシミュレーションしてみるというのは、思っているより大変な作業だということが分かります。
もっと読む手が届くのだろうか - 一番近くにあってほしい医療と介護
両親を見送った私は、自分はその時のために何が準備できるのだろうと考えるようになったのですが、「家に帰りたい」と言いながら病院、あるいは施設のベッドで亡くなった両親のことがあったからでしょうか。私にとって最初に確認しておきたいと感じたのが、在宅介護、あるいは在宅での終末ケアの可能性でした。
もっと読む最後の言葉をどう伝えることができるだろう
母は、「日本の男性は自分の女房に向かって “大事だ” とか “愛してる” なんて言葉にすることはないんだから…」と言って、父親のことを揶揄することがありましたが、その母自身、どれほど父親を大切に思っているかを言葉にして伝えていたのだろうか - そんなことを感じたことがありました。
もっと読む母のがん闘病 - 知ることのできなかった助け
2006年6月に成立し、2007年4月に施行されたがん対策基本法の改正法が昨年2016年12月に成立しているというニュース - 2013年、14年にがんの治療に取り組んだ母に付き添っていた当時はこの法律の存在すら知らなかった、それが今になって私自身、驚いています。
もっと読む余命宣告とQuality Of Life - わが家の場合
父と母それぞれを闘病の時間を過ごしたあとに見送ることになった私は、心身共に健康でいる間に、広い意味の Living Will を意識した暮らし方ができないものか - そんなふうに思ってきました。
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