ブラウザごとに違うセキュリティ対応機能
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安全な接続ができませんでした!? -
Chrome で出ないエラーメッセージが Firefox で出て、インターネットに接続することができない…? そういう仕様なんだからしょうがないねとは思うのですが、ちょっと専門的な説明で困ってしまいますね^^;
Firefox のサポートページに該当する説明があったのですが、ESET 製品のユーザーは(英語版だけれど)情報があるのでそちらをどうぞ…? 的な情報があって… 要するに自己責任なんですね。
Firefox でこんなエラーメッセージ
表示されたメッセージに曰く、「この問題をウエブサイトの管理者に連絡してください」。
そもそもインストールするときに、「ウエブサイトの管理者に連絡してください」とは案内されていないような…^^; ということは、もし、その管理者なる人にたどり着けたとしても、何をどんな手順でどういう設定でインストールしたのか、使っていたのか… など説明しなくてはならなくなるだろうと想像できますね。
この場合の「ウエブサイトの管理者」は見たとおり、mail.google.com。
たまたま私が、ブラウザのホームページにこのURLを設定しているからこのメッセージですが、ほかのページだったら、どうなるのでしょう?
何といっても、このメッセージはそのときのブラウザが認識していることを示しているだけです。
情報をたどり、つないでいく: Firefox から ESET へ
「データの真正性」とは何を言っているのか、Firefox が問題としている「真正性」以前に、ユーザー(私)の環境で、この問題の原因になりそうな要素としてこんなことが考えられるが… という補助的な・サポート的な情報を出してくれてもいません。
ウェブサイトの問題
一部のウェブサイトは、有効でない (もはや安全でない) TLS 機構を安全な接続のために使用しようとします。Firefox は、このような安全な接続の確立に問題があるサイトへの移動を妨げ、ユーザーを保護します。ユーザー保護のためにサイトへの移動が妨げられた場合、安全な接続ができませんでした というエラーページが表示されます。 この問題に遭遇した場合は、そのウェブサイトの所有者に問い合わせ、サイトで使用されている TLS のバージョンを現行の安全なバージョンに更新するように要求してください。
出典:Mozilla のサポートページ「安全な接続ができませんでした」
この情報を探し当てても、「データの真正性」とどういう関係があるのか、私のようなレベルのユーザーにとっては、迷路が深くなるだけですね。
この「データの真正性」の意味が分からないまま、同じページを下がっていくと…
ESET と NOD32 セキュリティ製品
NOD32 Antivirus や ESET Internet Security のような ESET セキュリティ製品を使用している場合、以下の設定の一つをオフにした後、オンに戻すことでエラーを消す手助けになるかもしれません。
- アプリケーションプロトコルフィルタリングを有効にする
- SSL/TLSプロトコルフィルタリングを有効にする
という情報にたどり着きます。
ESET SMART SECURITY 9 の手順
Firefox サポートページが示してくれていた2つの手順を、ESET 側で確認。確かに(私の場合は)エラーが止まった(ように見えています)ので、備忘録しておきます。
どちらも、簡単にたどり着けるのですが、私が思うには、ちょっとひねった設定になっているような気がするので。
私が使っているのは SMART SECURITY 9。
このメイン画面から [セキュリティツール] へいってしまいそうになりますが、Firefox のアドバイスを実行してみるには、[詳細設定] を開きます。
2つの項目はどちらも [WEBとメール] の中にあります。
- [アプリケーションプロトコルフィルタリングを有効にする] は [プロトコルフィルタリング] に。
- [SSL/TLSプロトコルフィルタリングを有効にする] は [SSL/TLS] に。
[SSL] は、http: → https: の常時SSL化 を考えたときの SSL ですね。
ムームードメインから、TLS の対応バージョンの古いものを使わなくする!? という通知がきたりしていましたから、SSL, TLS ともに詳細を勉強しなくてはいけませんね。
Firefox のアドバイス - 2つの項目の OFF → 再度 ON を実施してみるときには、それ以外の項目には手をふれない(設定を変えない)ようにお勧めします。
で、私は Firefox のエラーメッセージが言っていた「データの真正性」の意味をもう少したどってみようと思います。