便利さとあとの手数+金額は要注意!?
なにもこういうタイミングで思い出さなくてもいいだろうに! と思いながらも、
au WALLET クレジットカードってどういうことができるのかなと、利用規約を読んでいるときに、ふと思い出してしまいました。
それというのも、母が亡くなったとき、名義書き換えと解約が連続して必要になったときのこと。
その中に、携帯電話の解約も含まれていて、そのときのことを思い出したのです。
携帯を使い続ける??
私自身の身分証明書以外、母と私の親族関係を証明する書類の提出を求められたわけではありませんでしたし、解約自体はそうむずかしいことではありませんでした。
解約のタイミングを考慮して、解約月は日割り計算で解約日までの分だけを支払うだけでその場の現金払いで対応してもらえましたので、金銭的にも問題はなかったのです。
(携帯電話の支払い用として登録してあった金融機関の口座は、携帯電話自体の解約後に解約することができました)
もちろん、au WALLET クレジットカードの規約文にも問題はありません。
こうした契約をするとき、みんなはどんなふうにこの条文を読むだろう!? ということだけなのですが、
デジタル終活というのはこういうことを理解しておかなくてはいけないんだね、というお話しです。
この規約文にこう書かれています。
(3) 本カードは、年会費、発行手数料無料です。
新設で、いいサービスだなと感じますが、続きがあります。
au WALLET クレジットカードにご登録されている au IDに紐付く au 携帯電話(スマホ・タブレット・ケータイ・Wi-Fiルーターなど)、auひかり、auひかり ちゅらのご契約がすべて解約・一時休止・譲渡などされた場合、本会員さまに以下の手数料をご負担いただきます。
つまり、(言葉としては書いてありませんが)契約をしている本人が、健在でいる限り無料だということになるでしょうね。
たとえば、私が “逝去しました” となったとすると、私の家族は私の携帯電話をそのままに、契約の名義を書き換えるとかしなければ、契約を持ち続けることは普通できないでしょう。
名義を書き換えるということがこの条文の「譲渡」にあたるのかどうか、確認が必要だろうと思いますが、私の家族はこの規約に書かれている
・本カードの年会費1,250円(税別)、再発行手数料1,000円(税別)
を支払わなければいけないことになります。
そういうイメージを持ちながらこの規約を読む人がどれくらいいるだろう?
もしかすると、「解約・一時休止・譲渡など」は、au → Softbank とか、→ docomo というレベルにとどまっているかも知れないなと思ったわけです。
そうなんです。そういう反応をしてしまうほど高齢者に近づいたということかも知れない^^; ということでもありますね。