脳にやさしく - 心の Quality of Life は今日の自分から

認知症!? なんて心に圧力をかけないで

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今はまだ認知症の検査や診察を受けたわけではないし、認知症を疑う症状はない。
けれど、からだが思うように動かなくなった、思考や記憶にも自信が持てなくなったと感じることが増えた - 家の中や庭でバランスを保てなくなって転んだり、それが原因で打ち身を起こしたり、痛みをかかえるようになったり…。

年老いた義母のそんな様子を聞いたり見たりするにつけても、できなくなる・分からなくなるということをとても心配しているのじゃないかと感じることがあります。

そういう恐怖心と頑張って戦おうと緊張して、また転んでしまった、また間違えてしまったと自分を追い詰めるのではなくて、
「できなくなってきたと思う。
自分でも情けなくて悲しいことだと感じているけれど、できなかったり、間違えたときは助けてね」
と言ってしまえば、気持ちが軽くなってくれるのではないか、その分、普段を心軽やかに過ごせるのではないかと感じるのですが… そんなふうに思うのですが。

そんなことを言葉にして話してみれば、ちゃんとその意味、こちらの思いは理解してもらえるように思います。「そうだね」と。

それでも、そんな自分になれるか… そんな自分を実践できるか… ということは、そう簡単なことではないようなのです。
結局は、できなくなるのは困る、分からなくなるのは怖いという思いの中にいるように感じるのです。

年を重ねるということ。そのときの自分や相手を想像するということ

介護にまつわるさまざまなできごと、思い、方法を読むことができるサイトに『安心介護』というサイトがあって、その1つののページに「認知症の症状 “怒り”と“激昂”-原因と対策4つ」という記事があります。
そこにあるこんな説明を読むと、もしかすると、年老いた親の気持ちに寄り添うヒントになりはしないだろうかという気がします。

原因2:「できない」「わからない」不安から

認知症の方は自分の中で何かが変わってしまったことに気づいています。
今までできていたことができなくなってしまったり、いろいろなことが理解できなくなっていたりという不安や恐怖から、ささいなことに敏感に反応してしまい、怒りっぽくなってしまいます。

わが子が2歳、3歳だったころの記憶と重なるのです。

  • トイレの躾
  • 食事の躾
  • 起きたり眠ったり、食べたり遊んだり

という毎日の中で、わが子をまだ何も分からないから無理はない幼い存在として扱い、忍耐強く、励ましたり気分転換をさせようとしてみたりしてきたことを。

前頭葉の力は12歳と60歳で同じくらい?

おじさんたちはなぜおやじギャグを言っちゃうの? というクエスチョンを扱っていたのは、NHK の 番組 “チコちゃんにしかられる“^^;

その答えは「ブレーキがきかなくなっているから」だそうです。

連想記憶という左脳を中心とした機能の働きが、言葉に反応してだじゃれを思いつく。
そのだじゃれを口にする動きを制御するのが前頭葉の働き。

このブレーキ役を果たす前頭葉の機能は、12歳と60歳でほぼ同じだそうで、”おやじ”^^; たちの前頭葉はそのブレーキの役割りを十分に果たすことができなくなっている - 暴走のような形で連想記憶によって生み出されるだじゃれがおやじギャグの正体なんだそうです。

その説明を、脳科学者の茂木健一郎さんがしていました。

脳の健康、脳の老化

おやじギャグの話しはあくまでひとつの例。そして、前頭葉の話しも、脳の健康度というくくりを考えたとすると、そのほんのひとつの例にすぎないだろうと思います。

けれど、(諸説があるとしても)茂木さんが説明されていたように、おやじギャグを楽しめる? ような健康な状態の人でも、脳の一部(ここでは前頭葉)が12歳当時とあまりかわらず、十分なブレーキ機能を発揮できなくなっているとしたら、80歳を超え90歳の超えようかという高齢になったとすれば、その衰えはもっと進んでいるということになるだろうと思います。

だとすれば、できなくなる・分からなくなるかも知れないと、心と体を固くして怖れるのではなく、緩やかな気持ちで自分に・親に寄り添えたらと思うのです。

認知症は症状によってはそうとばかり言っていられないという深刻なものだとうことも分かります。

母親の認知症が進み、チーズと固形石鹸の区別ができないまま口にいれてしまうので… とか、
夜昼の区別なく徘徊を繰り返すため、行方を探したり連れ戻したりに疲れ切ってしまって… という経験が、私のごく近くでも話されていますから。

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だから、認知症を軽く考えることはできないとは思います。

ただ、日常的な Quality of Life を高める思いで、脳の緊張を解いてやる - 脳の健康を保つ意識で脳にかかる圧力を自分(たち)で軽くできないものだろうかと感じるのです。

できなくなる・分からなくなるかも知れない - もし、そんなふうに心を固くしているとすれば、義母の精神的な緊張が高くなっているのは確かだろうと思うからです。

 

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