iPhone で訓練していたユビキタス・キャプチャ
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アナログの復刻版・デジタルの新製品 - どちらもすぐ身近にあった
iPhone が発売から10年!? というニュースにふれたのは2017年の事でした。
だとすると、私が iPhone のユーザーになったのは発売から4年も経っていたことになるんですね!! ^^;
計算してみるとずいぶん後発のユーザーだった! と思うのですが、片や、「モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方」の初版が発表されたのが2010年だと言いますから、私の iPhone デビューのころとあまり変わらなかったのですね。
この著書の中でもユビキタス・キャプチャって何? どうやればいいの? というノウハウが事細かに紹介されているわけですが、もうかれこれ10年以上?! いえ、数えようによってはそれ以上前からある Thinking Style (と言っていいのでしょうか?)ですから、ユビキタス・キャプチャに関しても私は思い切り後発な人生を歩んでいるなと思ったりします。
タスク管理やブログの記事 - 生活そのものがユビキタス・キャプチャ型になっていた
なぜ今さらのユビキタス・キャプチャなのか?! - はともかくとして^^; …
「伝説のノート」には、毎日レビューと週次レビューとを噛み合せることでユビキタス・キャプチャと、ノート作りの完成度が増しますよ! というユビキタス・キャプチャの進め方と言えるノウハウが細かく紹介されています。それを読んでいて思ったのです!
たとえば、Toodledo を使ったタスク管理がそもそもユビキタス・キャプチャのトレーニングになっていたんだな、と。
もちろんこれは私に限ったことだろうなとは思います。
それこそモレスキンノートの復刻以前から手帳を使ったアナログのタスク管理の方法はあったわけですから、手帳を使う習慣がある人であれば、デジタルな Toodledo よりアナログなモレスキンノートに移行する方がスムースそうですもんね^^
ただ、iPhone を使いはじめた私は 「約束や予定を忘れないように(手帳ではなく)iPhone のアプリに記録したい。しかも、(手帳ではできない)アラームでリマインドもしてほしい」 - その思いで、デジタル版のタスク管理を学んだのです。
やること は Toodledo、やったことは Toodledo から Google Calendar へ。
そしてそれは日次レビューや週次レビューへと自然につながっています。
言い換えれば、iPhone/スマートフォンを使うということ自体が、デジタル版のユビキタス・キャプチャな生活方式に踏み込むことを意味していたなと思うのです。
ユビキタス・キャプチャは書く感覚を優先してはじめてみてはどうだろう?
そもそも、日記を習慣にすることができなかった⁈ 私が “常に書く” と言えそうなほどの頻度で自分を中心にした記録 - ユビキタス・キャプチャ - なんていうものが可能なんだろうか⁇ と思ったりもしたのですが…
iPhone + Toodledo + Google Calendar で「忘れたくないもの(予定や約束)」はすべて書く(+アラームを設定する)という私流のユビキタス・キャプチャのトレーニングを積むことができました。
書く・描くことにこだわりが強すぎるから
何故だか分かりませんが、文字で説明するにしても絵を描くにしても、私の場合は書く・描くということにコンプレックスがあるようで、どうも肩に力が入ってしまうという癖があります。
肩に力が… というのは筆圧が高い!?^^; ということではなく、こう書いた方がいいんじゃないかとか、ああ書いておかないと分からなくなってしまうんじゃないかと考えすぎてしまうのです。
そもそも字を書くのがあまりうまくないということもあるかも知れません。
綺麗にかっこよく書か・描かなくちゃ! というような意識が働いていたのでしょうね。日記が続かなかった原因がそれだったように思うのです。誰かに読ませるつもりで書いていたわけでもないのに!
でも、文章の前後の入れ替えも、左右の入れ替え・修正も、コピーを取っておいて書き直すこともデジタルなら思うようにできます。そのデジタルの威力が、私の「書く・描く」コンプレックスを忘れさせてくれたんじゃないかなと思います。
だから -
ユビキタス・キャプチャと言って構えなくても、アナログにノートに手で書くのが基本だと構えなくても、自分の一番自然なことを一番アプローチしやすい方法で「書けば・描けば」いいじゃないか!
- それが私のユビキタス・キャプチャ論なのです。
いつか多分、「これはアナログに手でノートに書いた方がいい!」と思うものが出てくるだろう… そう思いながら、それはなんだろうな? と自問自答しているのです。
モレスキンノートを買うのはそれからでも遅くはないでしょ??
何と言っても高価なノートですから^^