4つの気質、16の性格タイプ - あなたの人格はどれでしょう?

「16の性格」を学びながら確認したこと

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職場でも自分ひとりで平均年齢を上げているのかも⁈ なんて思うくらいの年齢になってきたせいか、仕事をしながらこれから先の自分の役割りとか、自分よりも若い仲間が自信を持って仕事に取り組めるようにするにはどうしたらいいだろうかと考えることが増えています。

One for All, All for One - なんていう言葉が良く使われますが、チームプレーの体育会系で過ごした時間が長かったせいなのか、そこで学んだ感覚で仲間との距離を測ろうとする癖が自分にはあるような気がします。

特に20代30代の頃、仕事を進める約束事や手順のように、自分の立ち位置を決めるガイドラインがあると楽なんだがなと考えることがあったのですが、その頃の自分対組織(部署や会社)に対する感覚や、自分対仲間に対する感覚はそんな “チームプレー” で覚えたことがベースだったのです。

それ以外に自分にはベースがなかったのですから無理はなかったかも知れません。

自分が分かると相手が分かる

how to use knowledge of 16 personalities
(c) Can Stock Photo / robuart

今の私は自分の立ち位置を再確認しようとしている - そんな意識があります。
“自分の立ち位置の再確認” といっても、誰かに求められたわけではないですし、「再確認しよう」と意識してはじめたことではありません。

そうなのです。「意識してはじめたわけではない」ということに気づいたとき、私がイメージしている One for All は私のもので、そこから自分の立ち位置を確認しようとするのが私の性格なんだとあらためて分かったのです。

十人十色と言われるように、私たちが「個性」という言葉を使うとき、「違ってあたりまえ」を前提にしていることが多いだろうと思います。そのニュアンスは、一番その人らしい部分とか、その人にしかないものを指しています。

みんなひとりひとりが、ほかの人にはないものを持っている - もしそうだとすると、その「個性」の部分はお互い、伝えたり理解したりすることが一番むずかしいものかも知れません。あるいは、一番伝えたい、理解したい部分ということもあるでしょうか。

同じ時間、同じ空間を共有して仕事を進めるとき、その違いをどうつなぎ、協調させればいいかで苦労することがありますが、その苦労のもとにあるのが互いの「個性」だという気がするのです。

合うか合わないかの「相性」ではなく、理解し合うことを前提とした提案

相手と自分、その意思疎通や組み合わせに苦労するとき、私たちは「相性」というものを引き合いに出すことがあります。そして、この「相性」という言葉には、ややもすると “合うか合わないか” というところで話しが終わってしまいそうな傾向があります。

また、”合うか合わないか” で話しを終わりにしたくなるほど、個性とか性格、人間関係というものは簡単なものじゃないということではあるのですが・・・^^;

この著書は、「相手を理解するためにまず自分を知りなさい」というところから話しが始まります。私がぐるっと遠回りをして、私なりの方法でたどり着いた自分に最短ルートで導いてくれます。
その中で、相手を理解するためには短絡的に相手を断定してはいけない - そんな謙虚さが自分を理解し、相手を理解する、つまり「個性」に近づくためのキーなのだということにも気づかせてくれます。

「16の性格」の綿密さ

「16の性格」の方法は、A, O, B, AB の4つの血液型で性格をグループ分けするのに似て見えますが、その血液型による性格判断と比べると、似て非なるものだということがはっきりと分かります。

血液型によるグループ分けは分かりやすい代わりに “だいたい” の識別。そのため、それぞれの性格の細かな部分を十把一絡げにしてしまう危うさや曖昧さがあるからね、ということも良く言われます。

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それに対して「16の性格」は、4つの特質 → 16の性格タイプ → 4つの気質 と、とても綿密です。綿密なだけに複雑で、使いこなせるようになるまでに忍耐強くトレーニングを積んでいかなくてはなりません。

しかも、綿密で詳細なだけに、その方法論に対する依頼心が働いて、私たちが自分の感性、判断で相手を見るということを忘れがちになるという危険が潜んでいます。

この方法論はあくまでひとつのツールなんだという意識を忘れずに、自分の、相手を理解するための目を鍛えてくれる指標として利用するようにしたいものです。

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