バリスタのメニューにない! ちょっとの工夫を楽しみましょう
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コーヒーパウダーを選び、お湯の量を調節し、カップを選んであげれば、バリスタで入れるコーヒーの味はバリエーション豊か - ミルク系のメニューがお好みでも、カフェオレやラテマキアートも楽しめそう••• そんな提案をしてきましたが、みなさんはどんなふうにバリスタの味を楽しまれているでしょう?
バリスタは [i] バージョン以降、Bluetooth を使って本体のスイッチに触れなくてもコーヒーが入れられるし、お湯の量の調節もiPhone/スマートフォンの画面上でできてしまうのですが…
それは面白くない!!^^ と
コーヒー通らしく? コーヒーメーカーを自分で使いこなしてやろう! と思う方にお届けするアイデアです。
旧タイプ PM9631 の場合ですが -
これまで紹介してきたバリスタの機能と、私の好みを組み合わせて、一番シンプルな味、アメリカンをご紹介します。
ボタン ツータッチで入れるアメリカン - タイプ PM9631 の場合
そのためには準備が必要です。
カップ温めモードを再確認しましょう
『バリスタ / お湯の量の調節』で紹介したカップ温めモードを、みなさんはうまく利用できているでしょうか?
この温めモードは、カフェラテボタン+カプチーノボタンを同時に長押しすると湯量調整モードになりますが、お湯が出はじめてから1秒=10mℓを目安に秒数をカウントすると湯量が調整できるのです。
私がお奨めするのは
カップ温めモードのお湯 70mℓ + 標準湯量140mℓのブラックコーヒー。
合計210mℓですから、用意するカップはマグカップ。
使うコーヒーパウダーはNESCAFE 香味焙煎(中煎り)です。作り方をイメージしていただけるでしょうか。
カップ温めモードの湯量の調節
- マグカップをドリップトレイに置いて
- 給水タンクに水を入れたら
- カフェラテボタン+カプチーノボタン*を同時に長押しします。
これで、カップ温めモードの湯量調節モードに入ります。 - 電源ボタンがオレンジ色になって高圧ジェットノズルからお湯が出始めたら、1, 2, 3, 4… と秒数をカウント。
お奨めのアメリカンは7まで数えてカフェラテボタンか、カプチーノボタンのどちらかを押します。
これで、お湯が止まり、このカウント7の分の湯量が設定できました。
温めモードの湯量調節で目的の70mℓがカップに入っていますから、そのままブラックコーヒーボタンを押せば、初回のアメリカンができあがります。
ご自身のカウントと湯量は計量カップで測って確認しておくことをお勧めします。
Barsita アイ[i] のカップ温めモード
お使いのマシンタイプが Barista アイ[i] だとするとちょっと注意してください。
ボタンの組み合わせも、そのボタンの位置も、カップ温めのお湯の量・その量を調節できるか - つまり、カップ温めの操作・動作が PM9631 とは違います!
Barista アイ[i] のカップ温めは カプチーノ+マグサイズブラックコーヒー を同時にタッチします。ボタンの組み合わせも位置も違いますね。
カプチーノ+マグサイズブラックコーヒーのインジケーターランプが緑色に点滅して、約40mℓのお湯が高圧ジェットノズルから出ます。
ここでご紹介するアメリカンの味に調節するにはお湯の量がちょっと少な目ですね。
ということは、Barista アイ[i] では温めのお湯を2セット出してあげるといいかも知れません。
次回からはツータッチ
この設定をすると、次回、カップ温めモードで出るお湯の量はカウント7の分ですから、カフェラテボタン+カプチーノボタンを同時に短く押してカップ温めモードを呼び出し、自動的にお湯が止まったら、続けてブラックコーヒーボタンを押す - このツータッチでお奨めのアメリカンを入れることができます。
NESCAFE 香味焙煎(中煎り)は、ややストロングな風味(濃いめ)の味ですが、苦みが苦手という方には、この70mℓのお湯がお奨めです。苦味の強さがぐっとマイルドなって飲みやすい味になっていると思います。是非、お試しください。
カップ温めモードの欠点とは
ひとつだけ問題があります。みなさんもたぶん、そう感じるのではないかと思いますが、カップ温めモードのお湯の出方が強すぎるのです。カフェラテボタン+カプチーノボタンを同時に長押しすると書いた時点で想像されている方もいるかも知れませんが、ミルクの泡立てモードの高圧ジェットノズルから出るお湯ですから、周りに飛び散ります。私はカップの口近くをティッシュペーパーで覆うようにしていますが、近くに携帯電話などを置いておかないように気をつけてください。
バリスタで入れるアメリカンの注意点、もうお分かりですか?
そうです、ブラックコーヒー:お湯を1:3や1:2に設定することで、いつもより薄くてライトなコーヒーにしようとするのがバリスタ流です。つまり、お湯の量をいつもと同じにしたまま味を薄めるということができないのです。その点は十分にご注意ください!
I do not know why we Japanese call it (long black coffee in Australia and New Zealand) “american”! But if you like weak taste of regular Nescafe Gold Brend, try this recipe.