コーヒーパウダー+お湯の量の調整方法+カップサイズの選び方を組み合わせると
メニューボタン”ブラックコーヒー”を使ったレシピ
ブラックコーヒーを基準に、バリスタで入れるコーヒーの濃いめ、薄めそれぞれのレシピとしてまとめてみます。
普通に入れたNescafé Gold Brendの味が濃いと感じる方には薄めを、薄いと感じる方には濃いめをお勧めしたいのですが気に入ってもらえるでしょうか?^^
私は1日に3〜4杯のコーヒーをミルク、砂糖なしで飲んでいます。ハイロースト以上の焙煎が好きですが、どちらかと言えば、酸味を抑えた苦味の方にこだわりがあるように思います。味覚にも個人差があるだろうとは思いますが、私には、Nescafé Gold Brendは酸味、苦味のどちらにも偏らないマイルドなコーヒーだと思っています。あえて言うなら苦みが買っていると感じますが、とてもバランスよい、そう、ブラックで飲みやすい味だと思うのです。
そんな味覚の私が選ぶNescafé Gold Brend+バリスタの
- 薄めの味わいのコーヒーはNescafé Gold Brendカフェインレス。
そして - 濃いめの味わいのコーヒーはNescafé Gold Brendコク深め。
お湯の量の調節は時間で測ると良い
『バリスタ / お湯の量の調節』の中で紹介したように
- 湯量を調整したいメニューボタンを選んで2秒長押しし、
- メニューに対応するコーヒーが注がれはじめ、メニューのボタンが点滅すると調整モードに。
- 好みの湯量の少し前(約20mℓ)に点灯しているメニューボタンを押してコーヒーを止める
という手順ですが、この好みの湯量の少し前をもう少し具体的にしてみましょう。メニューボタン “ブラックコーヒー“での測定です。
標準湯量 | |||||||
点滅回数 | 4 | 5 | 7 | 10 | 15 | 20 | 25 |
お湯の量 mℓ | 70 | 80 | 90 | 100 | 110 | 130 | 150 |
お湯が出始めたあと、メニューボタンが点滅をはじめるとお湯の量を調整できる調整モードに入るわけですが、この点滅開始から点滅しているメニューボタンをもう一度押してお湯を止めるまでの点滅回数とお湯の量を対比させてみた表です。
バリスタのメニューボタン “ブラックコーヒー“の標準の湯量は140mℓですから、調整の点滅回数22~23回くらいということになるでしょうか。そして、途中で止めない最大湯量は210mℓです。
そしてここで注意しなくてはいけないのがカップのサイズです! つまり、
お湯の量 mℓ | 70 最少量 |
140 標準 |
210 最大量 |
味 | 標準×2の濃さ | 標準 | 標準×0.6の薄さ |
カップ | セミデミタス or 標準 |
標準 | セミマグカップ |
言い換えれば、
Nescafé Gold Brend+標準湯量(140mℓ)で濃いと感じる人(薄くしたいと感じる人)は小さ目のマグカップを用意して、お湯を最大量にしてあげると標準量のお湯と味に半分のお湯を足した量と薄めの味になるという訳です。
薄めを好まれる場合困るのがコーヒーの量です。標準の量(140mℓ)のまま濃さを半分にするには、コーヒーパウダーの量を半分にするしかないのですが、残念ながらそれができません。(最大湯量が280mℓ必要ということですね^^;)
逆に薄いと感じる人(濃くしたいと感じる人)はお湯を最少量にしてあげるとお湯の量は標準量の半分に、味は標準の倍の濃いめ味になります。湯量が120mℓくらいまでであればセミデミタスカップに切り替えてあげるよいでしょう。
標準の量(140mℓ)のまま濃さを倍にしたいと感じるのであれば、70mℓを2回連続で入れればよいのです。
お湯の量の調節で好みの濃さ/薄さにできないとしたら
湯量の調節ではまだ薄い(濃くしたい)、まだ濃い(薄くしたい)と感じる場合には、コーヒーパウダーを変えましょう。
コーヒーパウダーをよりライトなものにして湯量を上げればより薄めに、よりヘビーなものにして湯量を下げれば濃いめに - これはこれまで紹介してきた基本どおりです。
カフェインレス < ゴールドブレンド < コク深め の順で味が濃いと私は思っていますが、この表は%の数値を含め、あくまで私の味覚を基準にしたものですから、その点、誤解がないようにお願いします。湯量は時間を測って何mℓと機械的に決められますが、味覚は私を含め、みなさんの舌が決めるものですから。
MEMO:
好みの味にどれくらいマッチしているかという味見をするという意味でも、バリスタ エコパックを購入する前にタイニーボトルで確認する - これ、私流の処方です。エコパックは70g。30杯分以上の分量がありますから、タンクに満たしてからこの味はちょっと・・・と思ってからでは悲しいことになりますから^^;