電子書籍リーダー kindle を使う

kindleを購入しようと考えた理由

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私にとっての必要性

もともと読んで・書いてを趣味にしたあげく、その趣味が高じて産業翻訳を仕事にしたようなところがあるのですが、場所を取らないようにと文庫版を選んで買い集めた蔵書は数百冊。ペーパーバッグは1冊あたりの価格が高く、四苦八苦しながらも100万ワードを読んでやろうと思い立ったこともあり、興味の持てる本、読み通せる本を探して数十冊を集めてきました。

そんな私は、読書の楽しみは本を選ぶところから始まるものだと思っているところがあり、本の読み方は精読型でした。書店の棚に並んでいる数々の本、その紙とインクの匂いの中、並んだ背表紙を眺めては、そこに印刷されている題名に感じるものがあるとその本を手にしてみて自分なりのやり方で内容を確かめてみる・・・、そうして選んだ本と数日、時には何か月かをいっしょに過ごす - そんなタイプの読書家だったように思います。

基本的に精読型という本との付き合い方は変わっていないと思うのですが、文庫版の和書を1冊、ペーパーバックを1冊、ハードカバーを1冊というような読み方をしていた私が、読む本の分野を広げたいと思うようになってからは、一度に携帯できる本の量に限界を感じるようになりました。そして、年齢の問題です。産業翻訳の世界で長く暮らしてきて、読む・書くの仕事に向き合う時間が長いせいもあるのかも知れませんが、老眼の進んだ眼に少しでも優しい環境で読み続けたいと思うようになったのです。

そしてついに、電子書籍リーダーkindleを購入しました。

 

kindleそしてもうひとつの必要性?

kindle購入を考えた理由はほかにもありました。それは、WWFが考案・実現したという印刷機能を取り除いたPDF - WWF形式ファイルの存在です。愛らしいパンダのロゴですでにご存じの方も多いだろうと思いますが、世界自然保護基金(環境保護団体)World Wide Fund for Nature(WWF)が実現したファイル形式です。産業翻訳に長くかかわってきただけに、ずいぶん以前から印刷物の将来という言葉が意識の片隅にあり、電子書籍という製品がそのひとつの形かも知れないと感じたことがkindle購入のきっかけでもあったのです。

環境保護のためにkindleをなどと安直なことを言うつもりはまったくありません。10年、20年と便利に使ってきたPDFから印刷機能をなくす - それほどの変化はもしかしたら、本という製品の将来につながるのだろうか - 私の場合はそんな長年の思いにつながり、インスピレーションが働いてkindleを使ってみようと思ったというだけのお話しです。

 

本と電子書籍は何かが違うのか?

kindleユーザーとしてはずいぶん後発のユーザーだと思います。はたしてこの分野のデジタル・デバイスを使いこなすことができるかどうか、それが問題になりそうです。

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そもそも、本と電子書籍 - その違いはどこにあるでしょう。ある人は「肌ざわり」と言い、ある人は「機能」と言うのではないかと感じています。本のページに書かれているものは同じはずなのに、その違いに感じるものは文字どおり Culture Gap(文化の違い)です。香りや手触り、色合い、重さ、そうしたひとつひとつで構成されている紙や紙面という存在が、そこに書かれている文章の意味合い、伝わって来るものに影響していた - 本はそんなものだとあらためて感じます。

あらためて感じるということは、裏を返せば、kindleのいわばデジタル・ページはそれほどに風合いの違いを感じさせます。ことさら大げさに違いを上げているというよりも、私の感覚がそれほどにアナログだということのように感じるのです。ただ、どちらが良い・悪いという比較論ではありません。その違いを楽しめるということを伝えたい気持ちです。

本好きであれば、読み始めてみれば、デジタル・ページも紙面に印刷した本も読むということに関しては違いはないように思います。kindleはそれほどに見やすく、使い易いデバイスだとも言えるように思います。とにかくもう少し読んでみましょう。

 

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