適材適所で実現する 自分たちの仕事と職場

責任と権限をつなぐコネクター。報告・連絡・相談

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所属する会社の組織改編という動きの中で過ごすようになってもうそろそろ6ヶ月が経過しようというタイミング。
最近とみに、適材適所という言葉を思い出す機会が増えているような気がします。

それと言うのも、社員個人個人の能力や適性に配慮して、それぞれが仕事に取り組みやすくしよう → 仕事の目的を達成できるようにしよう → 仕事に対する納得度、自信を高めよう → 製品を届ける顧客の満足度を高めよう → … そう考えようとするときの話しの最初が自分たちの能力にありそうだということに気がついたからです。

その最初の疑問は -

  • 自分はこの場所で役に立っているだろうか? あるいは
  • この役割りでみんなに貢献するにはどうすればいいだろう…

そんな、自分自身に向けてのものでした。

役割りを与えられて、果たすべきその役割りを果たしてこそ、役に立たっていると言える⁇ のじゃなかろうかと考えていたのですが、何となく座りが悪いと言うか、しっくりこない違和感が残っていました。

会社があって、ある部門に配属されていて、この仕事をやりなさいと役割りを与えられる - そのどこかに文句があったというのではないのです。

会社があって、その経営の方向性(目標)を見直しながら、部門の構造・役割りを見直したので、その目標を達成するための役割りを果たせるような人員の配置と分担を考えなさい。そして目標に到達しなさい。それが仕事だと言われたことで、自分の視界が大きく変わったのです。

そして、視界が変わったことで違和感の正体が見えるようになってきたのです。

きっかけは「・・・人員の配置と分担を考えなさい」という指示です。
そうです。世間一般にはごく自然なことだろうと思いますが、会社経営者の責任権限が業務指示として発揮されたのです。

しかも、配置と分担を決める権限が私(たち)に委譲されています。

この時点で、過去に感じていた違和感がはっきりしました。責任と権限の縦のつながりがない、それが以前の組織でした。私も私の仕事仲間もそれぞれに役割りを与えられているのだけれど、ひとつひとつの役割りがそれぞれに独立していて、縦にも横にもつながりがない!? - つながりがあるかどうかは互いの仕事の仕方が決める!? というとても特徴的な構造だったのです。

以前の組織がどういう意味のどんなタイプの組織だったかが分かるようになった - それは、新しい組織で求められている自分の役割りを理解したということの現れでもあったように思います。

「それぞれが仕事に取り組みやすくしよう → 仕事の目的を達成できるようにしよう → 仕事に対する納得度、自信を高めよう → 製品を届ける顧客の満足度を高めよう → … 」という言葉をたどってみれば、

  1. 目的・目標があって、
  2. その目標を達成するために役割りを決める、
  3. 役割りを縦・横につないで正確に、効率的に機能させることが必要になる

それが今、私たちが目指している組織の骨格・筋肉だということが分かってきます。

もうずいぶん意見の衝突もありましたが、もう少しコミュニケーションを続けていくと、責任と権限 - つまり、互いの役割りをつなぐ血液が報告・連絡・相談(報連相)だと分かってくるでしょう。

会社部門はよくスポーツのチームに置き換えられますが、チームのメンバーにはそれぞれの役割りがあります。フォワードとかボランチ、あるいはピッチャーとかキャッチャー… というように。

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適材適所に対する意識が強くなっているのは、このチーム編成をどうするか - つまり、ゴールを目指すのか、ホームランを狙うのかという目指す目標が分かってきたことにほかなりません。

1日の1/3以上を過ごし、自分たちの生活を支えている仕事への満足度を高めよう! そんな、個人寄りの動機・目標でも責任と権限をつなぎ、報告・連絡・相談を流すエネルギーにはなる! … そんなことも分かってきました。

自分たちチームのフォーメーションをどうすればいいかを考えながら、一人ひとりの役割りを具体的に決めようとしています。
どんなプレーを目指すのか、こうご期待です^^

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