言葉の不自由さ、そしてその力を

ぼくらの中にあるものを

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伝えよう
伝えたい
と思うことにこだわっても

選んだ言葉の通りに思いは伝わらない

絵や
音楽よりも
言葉は不自由なものと思っていた

絵も
音楽も
目や耳を通して

心に直接さわることができるのに

言葉は文字になってしまうと

伝えたい人の思いは
とじた蕾のようになってしまって

どんな色
どんな形の花なのか
分からない

その文字を読み
言葉として認識し
その言葉の意味を理解しなければ

綴った人の思いにたどり着くことができない

だから言葉は

絵や
音楽よりも
不自由なものと思っていた

 

けれど

それが音楽なら

そのメロディが届く場所にいなければ
受け取ることができない

 

文字という形の言葉も

ページを開いて

便箋を開いて

たどらなければ
感じることができない

 

そして

それが音楽なら

メロディが終わると
波がひくように
感動の波も遠くなる

 

一文字ずつたどらなければ分からない言葉の感動は

そのページを開けば何度でもたどることができる

 

言葉の力を大切にしたいと思うのならば

伝えるということの大切さを知っているのならば

音楽を

絵画を

写真を

映画を

そして

いくつもの景色を見て、肌で感じることを重ねよう

 

音楽の

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絵画の素敵さが分かってくると

言葉の力がもっとよく

分かるはずだから

 

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