W3 Total Cache と WPTouch Pro を切り離す!?
もう3年も経っている設定ですが、使っているプラグインとそれぞれの機能を確かめながら、再確認・再設定へ進められればと思うのですが…
サイトのページ表示の速度をもう少し高めたいなぁ… と思ってインストールした W3 Total Cache。
効果があったのか? というと、Page Speed Insight の計測で
- モバイル:平均 35 → 70 と倍速!?^^
- パソコン:平均 60 → 84
一応の効果が目に見える結果が得られたという備忘録から2週間ほどしか経っていませんが、Page Speed Insight がアドバイスしてくれる改善項目をにらみながら、キャッシュという切り口でどんな改善ができるのかと諸先輩の記事をはじめあれやこれやと学習をつづけているのですが、
W3 Total Cache と WPTouch Pro を切り離すということに気づきました。
W3 Total Cache は
モバイルモードを表示を WPtouch Pro に渡すため
- User Agent Group を設定*し
- Page Cache だけを ON に。
*: スナップショットの下の方にある W3TC – WPtouch のあいだで「モバイルデバイスの定義」を合わせる設定。
問題は WPtouch Pro 側の設定です。
私は WPtouch Pro に Power Pack を組み合わせて使っています。WPtouch 側のキャッシュは WPtouch 側で行うことになるのですが…
WPtouch Pro Power Pack の PAGE CACHING 機能には、[デスクトップユーザーのキャッシュを作成] というオプションがあります。
つまり、Page Speed Insight で測った
モバイル: 70 / パソコン:84
という表示速度のうち、特にパソコン側の測定値は、W3TC の効果そのものではなく、WPtouch Pro Power Pack によって影響を受けているものだろうと考えたわけです。
このスナップショットの ✖ を実行したのが下のスナップショットです。
その結果は??
予想した通りになりました!!
WPtouch (モバイル)側は若干パフォーマンスダウンですが、PC 側は W3TC Page Cache の(今の私の環境での)実力が出ていると思います。
表示速度を高めたいのはもっぱらモバイル側ですから、まだまだこれから先が長いと思いますが、WPtouch Pro + Power Pack と W3TC の 2つのプラグイン - 特に WPtouch のサポート情報が示してくれている機能の入り口に立てたと思います。
繰り返しになりますが、
W3 Total Cache 周辺の環境は…
- WordPress: 4.9.8
- WPTouch Pro: 4.3.25
- テーマ: Poseidon 1.4.2
- ロリポップ: スタンダードプラン / モジュール版PHP 5.6
でした。
そして、言うまでもなく、Page Speed Insight が測ってくれる値には、私の場合、
- .htaccess のブラウザーキャッシュの設定
- WPtouch の CSS Minify を設定しようとするとページが真っ白になってしまうなど
確認、改善したい項目は奥が深いです。