Google AdSense by BestWebSoft との組み合わせ
モバイルモードの表示としてAdSense の広告コードを表示してくれる WPtouch Pro4。
それはモバイル表示専用の独自の設定ファイル(*.php) を使うということ。つまり、PCモードの広告コード表示とのバランスを取らなくてはいけないということを意味しています。
WPtouch Pro4 & Google AdSense by BestWebSoft の広告コード配置を確認をした環境
- WordPress 4.7.3
- WPtouch Pro 4.3.10 + Multi-Ads(オプション)
- Google AdSense by BestWebSoft 1.43
モバイルに対応するWPtouch。
モバイルデバイスへの対応ということの意味とか具体的な技術を学習しながら、Google AdSenseの広告コードを配置・表示する方法を学習しよう - その目的がどこまで果たせるかと思いながら、step by step で学習と対応を進める - その備忘録の続きです。
WPtouch/WPtouch Pro4 はデフォルトそのままのインストールではGoogle Analyticsが分析のために必要とするビュー数のカウントが正確にトラックできないという、Analytics で確認できた症状が AdSense の広告コードを配置するときにも重要な前提、ヒントになります。つまり、
WPtouch/WPtouch Pro4 はパソコンモードとモバイルモードの2つの表示を切り替えるスイッチを持っていますが、WPtouch/WPtouch Pro4 自体が2つの表示モードをコントロールしているわけではないというのがミソです。私たちビギナーが陥りやすい誤解のようですからご注意を。
MEMO:
WPtouch/WPtouch Pro4 の表示モード切り替えスイッチを表示するかどうかは設定で確認します。
通常、サイトやウェブページはパソコンモードで表示されていますが、そのウェブページがどんなデバイスからアクセスされているかが識別できますから、モバイルデバイスからアクセスされているという確認ができたときに自動的に表示を自分のモード - モバイルモード - に切り替えるのがWPtouch/WPtouch Pro4 です。
ですから、「2つの表示を切り替える」というのは、WPtouch/WPtouch Pro4 を中心に、正確に言うと
- モバイルデバイスからのアクセスだったら 「通常モードから自分の表示モードに変更しよう」
- 表示モード切り替えスイッチを表示しておいて
- そのスイッチがタップされたら、「自分の表示モードから通常モードへ表示を返そう」
という動きです。
言い換えれば、モバイルデバイスからアクセルされた場合、表示(ウェブページのレイアウト)やAdSense 広告コードの配置に関する通常の設定に、自分の設定を乗せるようにして機能するのが WPtouch/WPtouch Pro4 なのです。
WPtouch Pro4とGoogle AdSense by BestWebSoftのコンビネーション
私のサイトの表示(ウェブページのレイアウト)とAdSense 広告コードの配置は下のような構造。
表示(ウェブページのレイアウト) | AdSense 広告コードの配置 | |
モバイルモード | WPtouch Pro4 | |
パソコンモード | function.php | Google AdSense for BWS |
- モバイルモードを担当する WPtouchPro4 は独自の function.php を持っており、通常設定 - パソコンモードを担当する - のfunction.php に代わって機能しているという点
ところが、 - AdSense 広告コードの配置に関しては、Google AdSense for BWS側の設定を受け継いで機能しているという点
にもう一つの注意が必要です。
つまり、通常設定のGoogle AdSense for BWS側が single.php あるいは page.php に対してそれぞれ既定の広告数3つを満たして設定されていれば、WPtouchPro4 は追加のAdSense 広告コードの設定はできないということです。
今日(2017/06/03)現在の私のサイトは、通常設定の single.php / page.php に配置しているAdSense 広告コードは2つ(3つ目はsidebar.phpに配置)。つまり、
モバイルモード用に1つだけWPtouchPro4 にAdSense 広告コードを設定して、合計3つの広告コードを配置しています。
- 左: WPtouch Pro4
- 右: Theme “Sight” の通常設定
こうして並べてみるとイメージしやすいでしょうか?
右の通常設定の([A], [C]の広告が載っている)左側のペインが signle.php に対応し、それがそのまま左 WPtouch Pro4のディスプレイに対応しています。
そして、広告コード[A], [B], [C] それぞれをどこで設定しているかをまとめてみます。
モバイル対応 | パソコン対応(通常設定) | |||
WPtouch Pro4 | Google AdSense by BestWebSoft | |||
single.php | sidebar.php | function.php | ||
[A] | →※ | 〇 | ||
[B] | 〇 | 〇 | ||
[C] | → | 〇 |
- モバイルモード用として WPtouch Pro4 で表示設定しているのは [B] だけ。
- モバイルモードの[A], [C] は通常設定と共有です。
しかも、[A] は通常設定側で、パソコン or モバイルの識別に合わせて、パソコン用表示とモバイル用表示を切り替えています