洗濯にはとにかくスペースが必要ですね
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洗濯機周りに収納のスペースを作って、すっきり綺麗に使いたい!
もしそんなイメージを持っていたら、ラダー型にデザインされたランドリーラックはどうですか?
窓際が似合いそうな、ちょっとおしゃれなデザインがお勧めですよ^^
洗濯に必要なものって意外と多いのです
今の住宅は専用の防水パンが設置されていて、洗濯機はここに置いて使ってください! という設計になっている - 特にアパートやマンションではそんなケースが多いように思うのですが、どうでしょう?
洗濯に必要なのは何と言ってもまず洗濯用の水(あるいはお湯?)と排水の設備 - そして…?
- 洗濯石鹸、柔軟仕上げ剤や漂白剤、洗濯のリなどの洗剤類
- 洗濯ネット、ピンチ型・パラソル型やロープなどのハンガー類
- 洗濯かご
数えてみると種類の多さにびっくりしますね^^; でもまだあります!
洗濯の仕上げはアイロンやアイロン用のスムーザー、そしてアイロン台までカウントしてやっと洗濯用品のリストが終わりに近づく感じです。
洗濯機 + 洗濯用品 = 洗濯用スペース
と言ったとすると?
そうです! 洗濯用スペースには洗濯物そのものを収めておくスペースも必要ですよね!
アイロンやアイロン台は別にしても、洗濯機周りにすっきり感がない! としたら、必要な物の多さが問題なんですね。
洗濯機周りのスペースに!
洗濯機用の蛇口がある洗濯機用スペースの周りはどんなデザインになっていますか?
洗濯機の上、その向こう側の壁から天井までのスペースが空いていて、収納スペースに使えないだろうか? なんてことはありませんか?
そばに収納のための棚を置くこともむずかしいし、棚を吊るそうかと考えみても、壁に釘やボルトを通すことはためらわれる - ラダー*型ランドリーラックはそんなケースで洗濯機周りの収納をすっきりさせるための提案です!
MEMO:
*: ラダー(ladder)というのは “はしご” のことですね。
サイズと重さ & 収納力
ラック全体のサイズと重さは?
棚を取り付けた状態の収納ラックのサイズは
幅約59.5cm×奥行約39.8cm。
高さは198cmから270cmに調整ができます。
本体の重さは約9.5kg(メーカー仕様情報)。
立てるはしごの形(ラダー)は、上下2つのパーツをつなぐ構造ですから、パーツひとつ(組み立てたラダーの上、下)あたりおよそ4.5kg前後と、組み立ての時の取り回しも楽です。
ラダーパーツひとつの重さは、今売られているお米の5kgのパッケージよりちょっと軽いと言えば、想像してもらえるでしょうか。
軽くて扱いがとても楽、という重さではないと思いますが、そのしっかり具合を考えると納得の軽さです。
2枚あるラックの棚板の幅は59.5cm。
一方、一般的な洗濯機のサイズは、最大洗濯容量7.0kg(洗濯物0.5kg 水量24ℓ ~ 7.0kg 62ℓ)程度のものでおおよそ幅60cm×奥行60cm×高さ1000cmからそれ以上というくらいですから、組み合わせもしやすいサイズです。
ラックの構造は?
構造は、スチール(エポキシ樹脂粉体塗装)製の角パイプのフレーム(縦の柱型の支柱)に、スチール(クロムメッキ)製のスライドパイプを組み合わせ、床と天井の間に縦につっぱりの柱を固定するというものです。
柱を立て、うまく固定できたら、ラダー(はしご状の横向きのパイプ)に棚のブラケットをひっかけて固定します。
ラックの収納力は?
棚1段あたりに乗せられる重さは約5kg、バスケットに入れることができる重さは1個あたり約2kg。
棚1段5kgの耐荷重は、たとえば…
- 液体洗剤:約 400 ~ 500g
- 柔軟剤:約 500 ~ 600g
- 洗濯のリ:約 400 ~ 500g
これで2 ~ 3kg ですから、相当の洗剤、柔軟剤、アイロン用のスムーザー、場合によっては買い置きのシャンプーなど、結構な量を収納できることがイメージしてもらえると思います。
バスケット2個、合計4kgの耐荷重を洗い物を入れるために使うなら、たとえば…
普段着(ジーンズ、ベルト、Tシャツ、長袖のシャツ、くつ下)として着ている物の重さを1kg~1.5kgとすると、着替え2~3回分ということになります。
ジーンズなどは小さ目に丸めて入れる必要がありますが、ジーンズ1本を500~600gとして3~4本。洗濯の頻度を思うと十分な容量です。
ジーンズのように大きめ・重めの洗い物は洗濯機の洗濯槽に入れておくとすれば、下着やくつ下など用として十分な収納場所として使えます。
これがメリット! - すっきり・さっぱりした洗濯機周り
このラダー型ランドリーラック、わが家では一人住まいの娘のために選びました。
洗濯機周りは洗濯機そのものの上に乗せる以外、洗剤や柔軟剤を保管する場所がなく、それでは洗い物を洗濯槽に入れようと思うたびに洗剤を動かさなくてはならない。
だから、洗剤や柔軟剤は別の場所に保管していたのですが、あちらを開けこちらを閉めして準備しないと洗濯そのものが始められませんでした - 要するに、洗濯機の前や上に物が並んだり乗ったり、洗濯機から離れた場所に収納されたりしている状況だったのです。
洗濯機そばにある壁の空いた空間を100%活用する! そして…
窓辺で使えたらなと思うくらい光をさえぎらないスマートなデザインがこのラックの素敵な特徴です。
使い始めて2年。部品のゆるみやガタつき、外れたり折れたりということもなく、パイプの色が剥げたりあせたり、錆びたりもありません! 快適に使えています。
組み立て、取り付け & 使い方 - こんなことに気をつけて
何と言っても、壁や床、天井にボルトやネジを通す必要がないのが一番の特徴です!
それでいて、洗濯機の向こう側のすっかり開いてる壁のスペースをちゃんと活用できるようにデザインされています。
ただ、そのデザインの良さを活かすためにこんなことに気をつけていただいたら… と思います。
組み立ては簡単
縦方向2本のラダーの柱になるパーツは四角いパイプ状で外パイプ+内パイプの2重構造になっていて、上パーツ側に天井用、下パーツ側に床用の “足” にあたる部品を付け、それぞれの内パイプを外パイプに挿入。内パイプをスライドさせて床・天井の高さに合わせます。
その後、下パーツに上パーツを差し込むように乗せて固定すれば組み立ての90%は完了です。
2枚の棚とカゴ用のフレームは、上下のパーツを組み合わせた本体を壁に取り付けた後、簡単に装着できます。
どれくらい簡単か?! - 梱包を開け、部品を取り出しながら数や形、作業手順を確認するのに15~20分。組み立てを始めてから最後のカゴを乗せて取り付けを終えるまで30分ほどでした。
MEMO:
洗濯機を防水パンから外し、ラックの取り付けの後もう一度防水パンに設置し直す。その時間が合計で約40分ほどでしたから、工程すべてを合計すると90分ほどの作業だったことになりますね。
取り付け - 床・天井の構造にも気をつけて
このランドリーラックは床と天井の間につっぱるようにして取り付けるデザインですから、購入の前に、取り付けようと思う場所の床と天井に梁がしっかり入っているか確認しておくことをお勧めします。
床はあまり心配がないように思いますが、天井は石膏ボードのような化粧板を屋根裏側から並べていて、天井と壁が接する角の部分に梁が通っているかどうか見えない(分からない)場合があります。
ラックの固定を化粧板だけに頼るのはちょっと危険だろうと思います。天井と壁が接する角の部分の天井を叩いてみて確認してください。
ラックの柱は、床側にねじ込み式の足を付け、天井側に両面テープでとめる厚さ5mmほどのウレタン製のシートを付けますから、すべり止めにもなるし、床や天井を傷つける心配はありません。
わが家の場合、組み立ても取り付けも私一人で作業しました。
男性が一人で作業することに大きな問題はないように思いますが、もし女性が作業しようとされる場合は、できれば二人で作業したほうが楽ではないかと思います。
気をつけたいのは棚に枠や仕切りがないこと
棚板には注意と工夫が必要ではないかと思います。
乗せた物を止めてくれる外枠(縁)や仕切りがないからデザインがすっきりしているのですが、スチール製の棚ですからもしものときには棚の上のものが滑ります、きっと。
耐震という点から考えるともうひと手、工夫して使う必要があるだろうと思います。地震はいつくるか分かりませんから、できる限り早く対策をしたいところです。