ビジネススタイルを尊重して、上手にカジュアルダウンしたいから
そもそも省エネ志向の暑さ対策ではじまったクールビズは、ノーネクタイ、ノージャケットが普通で、暑くては意味はないというもの。一日の最高気温が25℃を超える夏日、30℃なら真夏日、35℃を超えるとなれば猛暑日と呼び名が変わりますが、一度ノーネクタイの楽さを経験してしまうとそれが夏日であっても、着ているワイシャツが半袖であっても、首もとをネクタイでしめている暑さはやはり並大抵ではない^^; ということになりますね。
ただ、クールビズと思っていてもなかなかカジュアルダウンできないのは年齢のせいでしょうか? 周囲の仲間に対してノーネクタイのポロシャツ姿をだめとは思いわないし、スーツやジャケットなしは自分だって同じなのだけれど、仕事に取り組むときにネクタイがあった方が気持ちが締まるような気がするのは、やはり、人間のタイプが古いのでしょうか?

ワイシャツは半袖? 長袖?
古いタイプだけに、好みのボタンダウンがワイシャツとしてはカジュアルなアメリカンスタイルのものだということくらいは心得ているつもりです。
つまり、本来ボタンダウンはネクタイをつけて着るシャツではないのですね。その意味で、固く言えばビジネスで着るものではないということ。
ただ、その発想で言ってしまうと、今風のクールビズのスタイルがちょっと・・・という無理な話しになりかねません。ビジネス用のコーナーにウィングカラーやラウンドウィングカラー(どちらも多くの場合、タキシードなどと組み合わせてきるシャツの襟です)のシャツがあるのはなぜ!? なんて言う人が中にはいるのかも知れませんが^^;
同じように、半袖のワイシャツに厳しい意見があったり、夏場の長袖のワイシャツに批判的な意見があったりと - 評価が分かれるようですが、要するにビジネスマンたるもの、やはりTPOに気を配るセンスを求められるものなのでしょう。
どこか、折に触れて問題にされる、言葉の使い方が正しい正しくないという話しとよく似ているような気がしますが、本来あるべき基準と時代が許容するレベルの中で自分らしいビジネススタイルを演出するようにできたらと思うのです。
ノーネクタイでもキーポイントは襟元
ノーネクタイのクールビズ - よりカジュアルに近いスタイルでの - であればなおのこと、襟元が汗で残念な形になっていないようにしたいので、カラーのスタンドポジションが維持しやすいボタンダウンを選ぶのが私のお勧め。
そして、ワイシャツの襟元からアンダーウェアが見えないよう、丸首のものは避けたいと思うのです。ノーネクタイでも襟元をキーポイントだと思っていると、印象がずいぶん違うと思います。
ワイシャツのスタイルはオーソドックスなものですが、日常の仕事用として使うシャツに求められるのは何より耐久性の高さです。同じワイシャツを昨日も今日も着ているということはよほどの緊急事態や事情、必要性がない限りまずないでしょう。
つまり、毎日洗濯して使うものですから、その洗濯に耐える耐久性がワイシャツの機能と言ってもいいのです。耐久性というのは形と色の両方の堅牢性 - 要するに “頑丈さ” です。
葛飾北斎 ジャパンブランド のシャツはポリエステル55%、綿45%の混紡で吸汗性を維持した皺になりにくい製品と言えます。そして、毎日の洗濯のインターバルに対応できる3枚セットというのも、その頑丈さをカバーできる提案だと思います。
襟高のデザインは学生服のつめ襟を思い出してもらえば分かりやすいかも知れません。つめ襟が苦手でホックを開けて過ごしていた方には向かないでしょうか? ボタンダウンだからこそのデザインと言えるかも知れませんが、ノーネクタイでも襟元をしゃんと見せてくれるデザインです。
袖は半袖ですが、細く短いデザインはすっきりとした印象で、今のトレンドですね。どちらかと言えば、年齢の若い方のほうがより似合うということになるでしょうか?^^;
ただ、肩口、袖ぐりの開口部が狭い分、いわゆる開襟シャツの風通しの良さ・・・というわけにはいかないかも知れません。
文字通り、襟元をキーポイントとしたノーネクタイ クールビズのため - 言い換えると、ほどよいカジュアルダウンができる製品だと思います。
今年の夏、クールビズは少し様相が変わってきている!? ネクタイやジャケットにもどるのか? などということも言われているようですが、もしそうであればなおのこと、フルオープンカラーのポロシャツではなく、マイルドカジュアルのスタンドカラーで過ごしてみるのもいいように思っています。