ふと気づいたブランクスペース
初期設定もOKで、それ以来何の不都合もなく配信してもらっていたGoogle AdSenseの広告。それがポリシー違反や警告があった訳でもなく、何故かプッツリと表示されなくなりました。
Google AdSenseの認可申請をして1次審査を通してもらったあと、広告を表示したい場所にアドセンスコードを配置して2次審査を待っている時のように、コードを配置している場所にはただのブランクスペースがあるだけという症状。
このブランクスペースに気が付いたときには状況がよく呑み込めませんでしたが、症状に気付いたときの前日、アドセンスは機能していただろうかと思い返そうとしてもうまく思い出せず、アドセンスの表示がどうだろうとは思わずに見ているなと、あらためて認識したようなありさまでした。
記事を書くときにはプレビューしながら文章を確認することがありますが、アドセンスの表示の状態やポリシーに準拠しているかどうかといったチェックや確認はAdSenseアカウントにログインして記事を書くのとは別の作業として行うようにしてきたせいか、日常の投稿のタイミングでは意識が希薄だったようです。

それにしても何が起こったのか?
- WordPress 4.5.2
- アドセンスコードの配置には公式のプラグイン Google AdSence 1.2.1 を使用
審査が通り、アドセンスの表示を始められるようになってからは、このプラグインとAdSenseアカウントでの動作確認をする以外、アドセンスコードのプレースメントを変更することもなく記事の更新に専念してきたのです。
まさに寝耳に水の症状でした。
公式プラグインGoogle AdSenceのAd Manager [広告の管理] は、まずサイトの各ページ テンプレートの構造を分析してくれますから、そこから確認をはじめたのですが - 各ページに表示できなくなっているプレースメントがある旨のメッセージが一瞬表示されて、何か異常があるらしいことが分かりました。けれどどのプレースメントが問題なのかまで特定してもらうことはできません。
2次審査を申請した時のことを思い出しながらそれぞれのアドセンスコードとページ上の各エレメントとの位置関係を確認、一部を変更して保存。通常ならば5~10分程度で変更結果が表示に反映されますが、ブランクスペースの症状に変化なし。
MEMO:
私の場合、Lolipopのレンタルサーバーを使っていますので、プレースメントの位置変更を保存するにはWAFの保護を一時無効にする必要があります。
Ad Managerを使ったアドセンスコードの操作(位置の変更)は今回の症状とは関係がなさそうということは分かりましたが、では何が原因か。
Google AdSenseのサポート情報を読んでみると対策として最初に書かれているのが
- アカウントが有効であることと、
- サイトが広告を表示できる状態であること
の項目2つ。
そこでふと考えました。
「アカウントが有効か」という意味は1つではないということ。つまり、
- アドセンスを配信してくれるGoogleAdSenseとの契約が成立しているか+回線がつながっているか という意味と
- アドセンスを受信する自分のサイトの準備が整っているか(機能しているか) という意味
片や1次審査の話しで、もう一方が2次審査の手順で満たされる項目ですが、特に2つ目の項目 - 自分のサイト側の問題 - は、故障かな? と思って最初に確認するのは「電源コードがちゃんと電源につながっているか、電源が入っているか」! を確認しなさいということに気が付いたのです。
プラグインGoogle AdSenceのオフ/オンで症状改善
そこで、電源を一旦落とすというつもりでプラグインGoogle AdSenceを一旦無効に。ページの表示がどう変化するかを確認してみるとブランクスペースはそのまま、変化なし。
さらにプラグインGoogle AdSenceを再投入(電源オン!^^;)してみると、認可されたアカウントをリンクさせなさいという意味のメッセージが表示されました。
MEMO:
AdSenseアカウントのリンクにはGoogleAdSenseから発行された個人識別番号(PIN)が必要です。
この時点で、2次審査申請当時のステップに戻ったことになったのだと思います。
このアカウントの再リンクを行ったあと、広告表示は以前のように表示されるようになりました。
さて、症状は改善しましたが問題が2つ残りました。
- 使えていた初期設定をだめにした原因は何なのか
- そもそも、プラグインGoogle AdSenceのオフ/オンが適切な対処方法だったのか
1つの症状で悩みは2つ。
この悩みが晴れるまで、まだ時間がかかりそうです^^;
to be continued…