Google Search Consoleが警告してくれるSEO効果 - サイトマップの設定の仕方
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このGoogle Search Console から「インデックス カバレッジの問題の未修正部分について」というメールを受け取りました。
“インデックス カバレッジ” と言われてサイトマップがピンとくれば初級を脱してレベルアップできるのでしょうね^^; そんな知識・技術レベルを意識しながら、解決までを備忘録しておきます。
環境
- WordPress: 4.8.6
- All in One SEO: 2.2.7.4, (XML Sitemap 機能 ON)
- ロリポップ(プラン スタンダード)
Google Search Console からのメールの意味を確認する
色々確認したり、調べたりした結果をもとにこのメールのタイトルを直訳すると… Search Console からのメールの要点は2つ。
- “インデックス カバレッジの問題”
求めに応じてインデックスをしたけれど、そのインデックスしたURLにおかしな点があるよ!! というもの
しかも - その問題の “未修正部分”
インデックスしたURLにあるおかしな点を修正しないまま放置しているのではないかな?! というもの

「問題の詳細」を見てみると?
[問題の詳細を確認する] のリンクボタンをクリックすれば Search Consoleがいわゆる診断結果を見せてくれるページへ誘導してくれます。
私が受け取ったメールの内容をビジュアルに見せてくれるのです。

今回、メールで指摘してもらった私のケースでは69か所の疑問がある!! というもの(期間といっしょに示されています)。そして、問題はこのスナップショットの下の部分、「ステータス」に並んだ「エラー」の項目です。
「送信された URL のクロールに問題があります」というこのステータスがSearch Consoleからのメールのタイトルのおおもとですね。
「問題」は “https://diyonline.info/?attachment_id=” !?
「送信された URL のクロールに問題があります」という表示はリンクになっていて、さらに具体的なレポートにつながっています。クリックしてそのレポートを見てみると、”おかしい” URL全部がリストとして表示されています。
たとえば… https://diyonline.info/?attachment_id=5045。
そのURLに「問題」があるというのです。
そこで、URLがどう問題なのか - 実際にこのURLをたどろうとすると…
404!! つまりリンク先がない!? のです。しかも「例」のリストをたどると今回の69の問題のうち 68 がこの “https://diyonline.info/?attachment_id=” です。
この “?attachment_id=” の意味にたどり着くのにあれやらこれやら確認した経緯と内容は別に記録しますが、今回のメールで指摘されているのは “アタッチメント” らしいということが分かりました。
一度まとめてみましょう。
- クローラーはサイトマップに従ってインデックスを作成しようとする、そのとき
- サイトマップに “https://diyonline.info/?attachment_id=” が記述されている
(“アタッチメントをインデックスしてほしい” という設定になっているということ)ところが - そのURLにはリンク先がない! (404 のエラー状態)
それが
- “インデックス カバレッジの問題”
求めに応じてインデックスをしたけれど、そのインデックスしたURLにおかしな点があるよ!!
の意味 - どんな症状なのか - でした。
「問題」解決は All in One SEO の XML Sitemap で!
私のサイトはAll in One SEOのXML Sitemapの機能を使ってサイトマップを作成しています。
“https://diyonline.info/?attachment_id=” をサイトマップに書き込め! という設定はどこにあるかを確認してみると…

MEMO:
このスナップショットは位置関係が見やすいようにと考え、余計な部分をなくしてデフォルメしてあります。ご注意を!
All in One SEO | XML Sitemap | XML Sitemap | Post Types とたどって、赤の矢印の部分 “Media/Attachments” のチェックがONになっている… これが
“https://diyonline.info/?attachment_id=” をサイトマップに書き込め! という設定です!!
つまり、このチェックをOFF(同時に “All Post Types” も連動してOFFになります)にすれば、
アタッチメントはサイトマップに書き込まれなくなります。
MEMO:
クローラーにサイトマップを読み取ってもらう… そのためにサイトマップはサイトのルートでアクセスできるはずですから https://diyonline.info/sitemap.xml のように呼び出しをかけるとサイトマップそのものが確認できます。修正の前と後にこの呼び出しをしてみると、修正が適切にできたかどうか、確認ができます。ご参考に。
ちょっと疑問が
アタッチメントをサイトマップに書き出す、つまり、インデックスを要請するにはメリットとデメリットがあります。その意味を理解した上でオプション設定するわけですが、アタッチメントをサイトマップに書き出して… という設定をしていたのに、404 のURLを出力をしてもらっても意味はないですよね!^^;
この意味不明な書き出しがどうして行われたのか?! その原因は特定でき次第、さらに備忘録しようと思います。