FAX を送るのに何分かかっていた?
アメリカで生活する友人と手紙をやり取りする - 出した手紙が届いて、友人がすぐに返事を書き、その手紙をすぐに投函してくれたとしても、返事を受け取るのにほぼ1週間の時間がかかっていた - 私はそんな時代を知っているのですが、あれはいったい、思えば何年前のことだったのでしょう?
ヨーロッパにFAXを1枚送るのも、時間を選び、より高速な回線を使っても、うっかりすると10分経っても送れないなんてこともあったのでよね^^;
インターネットという言葉やeメールというものを自分でも出せるようになったのは、Windows95 のころだったでしょうか⁈ それよりもう少し前だったでしょうか?
私の記憶が間違っていなくても、かれこれ25年から30年も前のことのように思うのですが…
今は1分かからずにメールをヨーロッパの仲間に送れるし、受け取れる - 本当に便利な時代になったものだと感じます。
“好きな時に好きなだけ” の時代
私がドイツを勉強し始めたのはそんな記憶よりもうちょっと昔ですが、英語ではなくドイツ語というだけで、それはそれは遠いものでした。
(当時、フランス語やスペイン語を勉強したいと思った人たちは同じような思いをしていたろうと思うのですが)
英語の教材 - たとえば、ラジオ講座のテキストのようなもの - は町の本屋に行くと手に入りましたが、ペイパーバックのような出版物は、東京のよほど大きな専門店に行かなければ買えませんでした。
それがドイツ語となると、東京のあの本屋! というくらい限られた店に行っても、タイミングを間違えれば買いたい雑誌は売り切れて手に入らないなんてことは普通でした。
ドイツで発行されている新聞が数種類売られていましたが、当時の値段で1部¥800とか、¥1000以上していたんです。

今では有り余るほど簡単に手に入る言葉。そのことが不思議にさえ感じます。
近ごろの語学アプローチはiPhone/スマートフォンで
普通に英字新聞を買って読むのもいいのですが、こんなアプローチはどうでしょう?
Polyglots というアプリです^^
読んだり、聞いたり、チャットしたり - 英語好きの人が、たとえば TOEICやTOEFLの向けて勉強しよう! なんていうレベルまで、ずいぶん色々な角度から勉強ができると思います。
普段、文章を書くツールとしてiPhoneを使うことが多い私ですが、ノートやメモアプリではなかなか見られない、切り替えのときの画面のアクションもちょっと新鮮な感じです。
いかにも今風だと感じるし、文字通り好きな時に好きなだけ、しかも無駄もありませんよ^^
リスニングを思う存分! と思う場合には有料のセットを買わなくてはいけませんが、DVD付きで数千円していたひと昔前の教材を思い出してみると、一定の目標を持って計画的に使えば十分もとが取れる値段だと思います(少なくとも私は… ^^)。