思わぬ効果を発揮してくれる葉野菜のポリフェノール
肩こりを解消したいなら
グリーンスムージーで肩こりからの脱出をはかるなら、
血行をよくする成分があるグリーンやフルーツをブレンドすることをおすすめします。仲里園子・山口蝶子 著、「からだの中から若返る グリーンスムージー健康法」より
いつもガイドブックとして目を通している著書にそんなページがあります。
野菜とフルーツの組み合わせで作るのですから、何となく、胃腸の調子を整えるとか、風邪などの病中、病後の栄養補給にというイメージがあるのですが、肩こりの解消にというのがとても意外だと思いませんか?^^
ガイドブックが教えてくれるのは
春菊 の ルテオリン という栄養素 に血行をよくする効果が期待できる
ということ。
そう聞いてみると、ポリフェノールには本当にたんくさん、しかもプラスの効果が含まれているのだなと驚きます。血行を促進することで体内にたまった老廃物の代謝を促進する、それが肩こりの解消につながる - なるほど! それなら頷けますね。
ポリフェノールの効果は即効性というわけにはいかないと思いますが(私の感覚ですが)、説得力のあるこの効果を感じてみたくありませんか?^^
春菊の旬は1年を通して好きなときに食べられるようになっていますが、春菊そのものが柔らかくなり、流通量が増える11月から2月のおよそ4か月が旬と言えるでしょうね。関東方面ではお正月のすきやきに春菊は欠かせない葉野菜ですが、もう終わってしまったなぁと思うだけに、試してみませんか!?^^
ルテオリンというポリフェノール
わが家でスムージーを作るときによく利用している葉野菜はほうれん草、小松菜、春菊、そして水菜あたりがですが、葉野菜が含むポリフェノールに期待しているのは抗酸化作用 - アンチエイジングの効果 -ですよね。そのポリフェノールの中でも植物がもつ色素成分の1つ フラボノイドに分類されるルテオリンの抗酸化作用、そして抗アレルギー作用は最強とも言われています。
アトピー性皮膚炎や花粉症の原因となる物質、その生成を抑えてアトピー性皮膚炎や花粉症の症状に効果を発揮するのですね。抗酸化作用にしても、抗アレルギー作用にしても、味方にしない手はないですね^^
このルテリオンはさらに、利尿作用にも優れているのですから、体内の余分な水分が原因になるとも言われるアレルギー症状をやわらげる効果があるというのもうなずけます。ビタミンCやビタミンEといっしょに摂ることで摂取効率を高めることができますから、さて、どんなフルーツを組み合わせればよいかもうお分かりですね?