お金を引き寄せるパワーを持とうとするなら意識の持ち方を変えるところから?? - そんなふうに読めるこの著書はいったいなんでしょう?^^
無限の英知がお金の法則をひとつの厳密な科学として開示してくれている。そして、ごく平凡な能力を持っている人でも、それを応用すれば、巨大な富を築くことができる。
(中略)
これらのルールは重力や磁力といったほかの自然の法則と同じように確実に作用し、まったくそれと同じようにあなたの手元にお金を引き寄せてくれる。
お金を引き寄せる法則なんていうものがあるのなら、是非その恩恵にあやかりたいもの^^ と誰もが思うはず♪
ただ、なんだかよく分からない眉に唾を塗ってかからなくちゃと言いたくなりそうな話に聞こえそうです^^;
けれど、興味本位で聞くにしても、猜疑心を持って聞くにしても、そこに書かれているのは意外と、普段の私たちになくてはならないものばかりのような気がしてきます。
お金のためなんて前置きがつくと、それでなくても「動機が不純だ」というつっこみが来そうですが、脂ぎった鵜の目鷹の目な錬金術の話ではなくて、目線を上に向けてくれる、心の栄養となる話だと思える⁇ としたら、もう少し読んでみてもいいのかな? なんて感じます。
今日の昼食という単純な出来事のようにみえるものについて考えてみよう。
何人の人がそれに関わっていることだろうか。何人の人が貢献しているだろうか。
農家がその食物を育てた。彼らはトラクター、刈取機、脱穀機、スプリンクラーなどの機材を使用している。誰かがその機材を製造しなければならなかった。誰かが設計した。誰かがそれを販売した。別の人たちがその機会を製作するための金属を精製し、その原鉱を掘り起こすために地面の奥深くに労した人たちもいる。機材の設計にコンピューターが利用された。それも、設計し、製造した人たちがいる。
機材、肥料、種、その他農業で使用されるものは、全世界から船、飛行機、トラックなどで運搬された。別の船、飛行機、トラックがその農作物を市場まで運んだ。運転手、パイロット、メカニック、港長、港湾労働者などがいた。
そうして、その食物を販売するためのパッケージもしかり、販売しているスーパーマーケットしかり、食べ物を調理をめぐってもまたしかり。
最終的に、普通の工業化社会、情報化社会に生活していれば、今日の昼食を用意してくれるために、百万以上の人が貢献している。そして、あなたは一時間たらずの労働対価でそれを食べているのだ!
感謝するときではないだろうか。
ごくあたりまえの社会人として過ごすこと、正しい振る舞いはこういうものなんだなと、何となくスムーズに胸に落ちる言葉のような気がするのです。
私たちの心のあり方を正すことが、そのまま私たちの生活を潤してくれるとしたら - お金がどうこうということをなしにしても、信じて、明るい心持で暮らせるような気になってくるのです。
さて、もう少し読んでみますか? 信じてみますか??^^