Polyglots はこんなふうに使ってほしい
ペーパーバッグで100万ワードを読破しよう!! というチャレンジングな企画はこれまで色々な書籍や雑誌で取り上げられてきているのですね。
ただ、100万語というとペーパーバッグ何冊分くらいになるんだったかな?^^;
もう何年も前の試みだったので忘れてしまいましたが、私も挑戦したことがありました。出版されたばかりのハリーポッターのシリーズも第1巻をスタートにかたっぱしから英語で読んだのを覚えていますから、もう20年以上も前のことなんですね。
当時は、ペーパーバッグは高価な気がしていたのですが、今のハードカバーの本1冊を買う値段を考えると、あまり大きな差はないでしょうか? それだけ本というものはお金がかかるのかな? …
そう考えると、iPhoneは英語学習の環境もそれまでよりずっと身近なものにしてくれたんだなと感じます。もちろん ペーパーバッグにこだわって、Kindle のようなアプリをつかってデジタル化されたバージョンを購入しようとすれば事情は変わらないことになりますが、Polyglots ひとつあれば、たとえば毎朝1記事みたいに英語いっぱいの環境を楽しむことがとても簡単にできますよ!
英文の記事を自分で読む ほかにどんな機能があるかというと…
ネイティブスピーカーに読んでもらう!?
好みの記事を選んで開いてみるとページ画面の下の部分に、[自分のペースで読む]と[ペースメーカーで読む] の2つのモードが選べるようになっています。
いわゆる「読み上げ」機能ですが、ネイティブスピーカーのナチュラルな発音で聞かせてくれますから、ヒヤリング力の強化にはもってこい! です。
しかも、[ペースメーカーで読む] の機能の優れている点は -
- テキスト画面がスピードに合わせて自動でスクロールしてくれること
そして - 読み上げの速度を調節できる! こと
この2つです!
右のスナップショットの記事タイトルの下、”Recorded with 145WPM(調節可能)” の文字が分かりますか?
画面下にあるスライダーを操作することで、亀(遅い)↔ うさぎ(速い)の間で読み上げのスピードを変えることができるのです。
自分で読んでみる+読んでもらって聞いてみる
この2つをセットでやってみると、読む「リズム」が鍛えられて、読むスムーズさもぐっと向上すると思いますよ!^^
この例で言えば、記事全体が 509ワード。1分当たり145ワードの速度で読み上げてくれる設定なら3分ちょっとで最後まで聞いてしまえるということですね。
読んで、聞いて、もう一度読んでみる -
そんな練習をしても10分から15分程度の時間があれば十分というわけです。
英語のリズムを目で確認できる?!
読んで、聞いて… の学習といっしょに使いたいのが スラッシュデータの表示機能 です。
これはそれぞれの文のどこまでをひとまとまりとして読めばいいか、
意味のまとまりの確認+英語テキストのリズム
を目で見て確認できる機能です。
このマークは画面下の右から3番目、アイの文字のシンボルで呼び出せます。
超きびしかった中学時代の英語の先生が、音節とかリズムを力説していたのを思い出します^^;
辞書機能も連動しているのです
単語を軽くタップするようなタイミングでさわってやればその単語が選択・識別されて、辞書が自動で連動し、意味を教えてくれます。
このとき、ちょっと注意してください。
このスナップショットの例にある “American Psychiatry Association” はある団体名を示す固有名詞ですが、辞書機能は1単語ずつしか機能しません。
3単語一体でなんとかの協会? みたいな調べ方はできませんので。
それでも、
- 読む・聞く・調べる
- 聞きながら(リズムを)見る
基本3つの機能をいくつか組み合わせてみるだけでも、いろんなテイストを英語が楽しめると思います。
そして何より、「少しずつでも毎日」がとても手軽に続けられます。
有料のオプションをいきなり購入しなくても、このアプリの実力はとても奥が深いと思います。