会社で起こること・自分たちが起こすこと
今まであった部署組織をなくして新しいものに変える - それだけで十分にショッキングなことなのですが、役職の見直しを中心として責任と権限の場所も変える!?、命令系統・意思疎通の手順も変えてしまう、人事考課の制度も変えよう!?
「リストラ」という言葉は会社の組織や、場合によっては文化そのものは変えず、その組織を守るために人材の頭数を減らす、人材の配置を変更するという形で行われることを意味することがほとんどだったように思います。
けれど、ストラクチャー (structure) = 構造、体制、システムを作り直す・変更するという意味でリストラが行われるとしたら、いったいどんなことが起こるでしょう?
しかも、構成メンバー、つまり社員だけは変わらない …

自分たちが望んだ組織改革
そういう組織改革って本当に可能なのだろうか?
特に、社員と社員をつないでいる責任と権限 - 部長とか課長、あるいは総合職であるとか、どんな役割り・分担を何のために果たすのか、それさえ配置し直す・なくしてしまう、あるいは新しく作る - たとえて言うなら、幼虫が、さなぎにはならずに、いきなり成虫になるようにリストラしようという話し。
きっと大きな混乱とストレスの嵐が吹き荒れるのじゃないかと感じます。そもそも仕事する現場をそこまで変えてしまうというのは、仕事そのものをどうしようと思っているのだろう? という疑問が出そうですね。
組織の中にいるときには、自分を変えようとするのもなかなかむずしいもの。
周囲の人は言うに及ばず、組織を変えるとなるとそれはもう個人のなせる技ではない! と言ってもいいでしょう。
その組織改革を社長がやるのだと言ったとしたら…
しかも、その改革の内容は、社員である自分たちが望んでいたものだとしたら…いかに混乱やストレス、負担があるだろうと分かっていたとしても、積極的に協力できるでしょうか??
私が所属する会社ではじまったその動きを少しずつ記録してみようと思うのです。
特に、私自身の役割りを確認するという意味で。