社会に貢献する!? - 言葉を換えれば “やりがい” ということではないの?

ぼくらはどこを目指して何をすべきか

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実践するドラッカー【チーム編】」(上田惇生氏 監修/佐藤等氏 編著)の第3章の扉には、
こんなタイトルが書かれています。

目標を掲げる - 組織と個人のベクトルを合わせる

この「組織と個人のベクトルを合わせる」という言葉は、普段、私が仕事に求めているものをそのまま言い表してくれています。

つまり、私自身、目標を明確にしたいという思いが強いというというか、なくならない! と感じているのです。

そしてさらにさらに、私が所属していた会社は懸命にこの目標なるものを探そうとしているようでした。ただ、よく考えてみると、目標というのがどこからくるものなのか、分かるような気がしています。つまり…

たとえば、社会 <> 会社 <> 部署/部門 <> 個人 というような位置関係があるとすると…
会社が社会に対してどんな立ち位置を取るか、どんな役割りを果たそうとするか、そしてそこでの役割りを個人のレベルに落とし込んだものが(個人(社員ひとりひとり)の)仕事だと考えてみると、「目標」というものの意味がはっきりしてくると思うのです。

だからこそ、目標と成果をつないだ

「自らの組織に特有の使命を果たす」ことは、マネジメントの役割の一つです。それは、使命→成果→目標→貢献と続く「なすべきこと」の重要な起点となります。その中でチームの目標は、一人ひとりの貢献を成果に結びつけるために欠かせません。
成果を得るための第一歩は、共通の目標をもつことから始まります。

という一節が語ろうとすることも明確になってくるように感じます。

組織と個人のベクトルを合わせるということ

その「目標」を懸命に探そうとしているということは…
社会に対して立ち位置をどう取ろうとしているのか、どんな役割りを果たすべきかを探しているということにもなりますね。

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翻訳という言葉を相手にした仕事に取り組んでいるわけですから、
社会は言葉を使う - 伝える - ということをどんなふうに必要としているのかをあらためて見極めようとしていると言えばいいのかも知れません。

何といっても、情報の高速化、大量化などなど、AIが使われるようになっていることと密接につながっている気がします。AI 自体が発展途上のもので、将来の形が分かっているわけではないのですから、そのAIの反対側で言葉の使い方や翻訳の役割りの探し方が懸命になっても不思議はありませんね。

チームとしての目標の立て方、成果と目標の関係、個人と組織のベクトルの合わせ方などを考えていきます。

というこの著書は、たくさんのヒントをくれそうな気がします。

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