絵文字機能のOFFにもオーバーヘッドはかかる。それが WordPress の仕様
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ページの表示速度を高めるには… と、先輩方の記事やアドバイスを読んでいると、WordPress 4.2 から使えるようになったという絵文字のことがあげられています。
絵文字を使わないのならば、それに必要な javascript や CSS を読み込まないようにしてページの表示速度を高めようという内容です。
自分のサイトを表示してソースを表示させてみると… たしかにちゃんと? あります。
絵文字機能を実現している JavaScript と CSS
私のサイトの場合、プラグイン Advanced Ads のコードが間に割り込んでいますが(グレーアウトした部分)、上に javascript、下が CSS です。

GTmetrix Waterfall で見た絵文字の javascript の場所
このスナップショットは私のサイトのホームページを GTmetrix で測定した結果です。Waterfall 自体はまだ下に続いていますが、画像を読み込んだあとに絵文字の javascript が読み込まれているのが分かります。

絵文字機能を削除するためのコード
絵文字機能をOFFにするためのプラグインも紹介されていますが、私が試してみたのは
remove_action(‘wp_head’, ‘print_emoji_detection_script’, 7);
remove_action(‘wp_print_styles’, ‘print_emoji_styles’);
というコードを function.php に記入する方法。
実行してみると、当然のことながら? ソースの表示画面からも GTmetrix の測定結果画面からも emoji の文字が消えてしまいます。これで絵文字機能の OFF に成功した! のですが…
ページの表示速度は変わらない!?
ただ、PageSpeed Insight も使ってページの表示速度をみても、測定結果に変化はありません。
絵文字機能は私には不要なものですから、ページを表示処理するための負荷がわずかでも軽くなってくれるのならそれでいいのですが…
気をつけなくてはいけないのは、機能OFFのコードを function.php に書いているということ。
function.php はページ表示の要求があるたびに起動しますから、remove_action も繰り返されていることになります。この非効率をもう少し抜本的に? 改善する手法を学ばなければいけない気がします。
to be continued …