終活の筆頭 - それはデジタル終活かも知れない

デジタル資産の多さ、複雑さを確認する

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整理の仕方、仕切り方には色々な切り口があるのだろうと思いますが、

デジタル終活の中心
(c) Can Stock Photo

特にデジタル資産の中にはIDやPasswrodといっしょに管理されるものが含まれます。つまり、(一般的には)自分以外アクセスしようがないもの。思い切った言い方をすれば、デジタル情報がリンクされていないものであれば、自分に万一のことがあっても権利書や契約書、そして自分と家族との血縁関係を証明する文書を用意することで必要な作業を進めることができます。

それに対して、IDやPasswrodといったデジタル情報がリンクしている資産は、自分以外その内容の確認だけでさえ簡単には行えないということになりかねません。その意味で、デジタル終活が終活の中で一番気をつけなくてはいけないものだろうと思います。

自分の名義になっているもの自分が購入したもの自分のためのもの自分の資産 - 自分の”持ち物” - というくくりでリストアップし、相互の関係を確認してみると、その多さやつながりの複雑さがよく分かります。

デジタル終活
デジタル資産の実際とは

まだまだごく一部ですが、それぞれの”持ち物”が相互につながっていることが分かると思います。

このマインドマップには書かれていませんが、デジタル資産の共通の特徴は、ほぼ例外なく、住所・氏名をはじめとする個人情報が相手に渡されているということ。
そしてその共通点とは別に、そのつながり方にいくつかのパターン、違いがあります。

  • オンラインのデジタル製品・サービス(レンタルサーバーやプロバイダーなど)、
    ネットワーク回線を利用している製品(携帯/iPhoneやスマートフォンなど)は
    定期的に料金を支払うため預金口座の情報とつながっています
  • オフラインのデジタル製品(ソフトウェアやアプリなど)は
    オンラインで購入後、製品情報やアップデートを受けるためにユーザー登録をしています

つまり、自分の持ち物の相互関係はオンラインで料金を支払っている(または支払った)ものが一番複雑ということが分かります。

デジタル資産の中でもオンライン製品の契約 -
自分個人用の契約処分は家族に負わせない

IDやPasswrodなどのデジタル情報の管理に関しては一括管理して、その所在を家族と共有しておくということが言われることがあります。そして、デジタル情報を効率よく一括管理できる方法として色々なアプリやエンディングノートが紹介されています。

ただ、終活の一環としてデジタル終活を考え、そのためのツールとしてアプリやエンディングノートをうまく活かさなければいけないだろうと思います。

つまり、デジタル情報の保管やそのデータへのアクセスの方法を共有しておくということと、各データが接続しているその先の契約をどう処分するかというのはまったく別の話しだということ、そして何より、自分がいなくなった後に整理(処分)するという視野に立って準備をしようと思うのです。

具体的にはまず第1に、一括管理しようとするデジタル情報に必要な情報(契約内容、料金の支払い日・金額、解約手順)をリンクしておくことを目指します。

その上で、家族に残さなくてはならないものがどれなのかを識別し、それ以外のものは自分で処分するという準備を進めます。デジタル資産のマインドマップに [預金口座] を加えているのはそのためです。

預金口座の管理アイテムは

  • 通帳
  • 届け出印
  • キャッシュカード

に加えて今はID、Passwordが欠かせません。

その意味で、口座預金そのものがデジタル終活の対象だと言ってもよいように思います。

ですから、確認のためのマインドマップも [持ち物] を中心にするのではなく、料金支払いのための預金口座の情報を加えているのです。

預金口座を加えてみると、デジタル資産に含まれる自分個人のものと家族にも必要なものがはっきりします。つまり、今回の例で言えば [持ち物] の反対側に

  • 電気
  • ガス
  • 水道
  • 新聞
  • 電話
    • 携帯
    • インターネット回線

といった [ライフライン] につながることになりますが、その料金支払いを預金口座からの自動引き落としにしているのであれば、場合によってはデジタル終活の中にはその口座の整理もイメージの中に含む必要がありそうに思うのです。

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MEMO:
銀行との取り引きでは契約者本人以外、たとえば届け出印の確認でさえできないのが原則です。そのことを思い出せれば、家族に残さなくてはいけない各 [ライフライン] の契約も、自分がいなくなったあとの料金の支払い方法をどう確保できるかに配慮が必要になりそうです。

取り立てて解約の手続きをしなくても、料金引き落とし用の預金口座が凍結されれば、

  • 料金引き落としができないため、指定の支払い用紙を使って料金を振り込んでほしいとか
  • 口座に必要な金額を用意してほしい

という督促状が届くでしょう。そのとき対応してもらえばよいと放置しておきますか?

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