どのように仕事を終えるか - やりがいや歓びを感じる仕事とは

世代交代はいつ、どのようにできるか・するべきか

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たぶん、その答えはどこかにあるのだろうと思うのです。

世代交代というものを意識するとしたら、何を引き継げばよいか…

その引き継ぎをいつはじめて、どのように進めていけばいいのか…

たぶんどこかに。

 社会に向けて & 自分のために、その2つからみた仕事の意味

もう一つの「終活」という感覚

組織の改編を目指す活動をはじめて1年と8か月あまりの会社にいたのはもう4年以上も前のことですが、私には見ているものの輪郭が少しずつはっきりしてきた、と感じていました。そしてそれと同時に、自分の「役割り」のようなものを確かめようとしていたのです。

私は何を考え、何を確かめようとしていたのか。その心は…

“会社人” ー 組織の一員 - としての終活をしようとしている、そんな気がしていました。

若い仲間たちを見るほどに、私自身は彼らよりも先にこの職場を去ることになる。
そのことを意識するとすれば、若い仲間たちが必要とするものを残しておいてやりたい、という感覚。そして…
残してやれるものがあるとしたら、残してやれるときでなければ残すことができなくなるという、まだ目に見えない限界のようなものを感じている - あるいは、その限界を今、意識しておかなければいけないという感覚があったのです。

探そうとしている自分たちの使命

ただ私のこの感覚は、個人的な意味の(仕事における)終活? といって終わりになることなのだろうか? という思いもありました…

会社という名の組織はふつう

会社の経営方針 → 部門の目的 → 個人(社員)の役割り

という命令系統に乗せて、社員が果たすべき責任(役割りや手順)を業務命令として実務に落とし込んでいる、つまり指示しているでしょう。

つまり、仕事における終活 - 自分の役割りを確認しながら、その終わりを決める? - などという必要はないのです。命令された引き継ぎという指示を満たせばその内容は業務命令の命令系統に乗り、必要に合わせて処理される(あるいは廃棄される?)のですから。

それでも社員としての立場で、会社のいく方向を確かめ、自分の役割りをみきわめようとしていたということは…
組織の改編の流れがまだ落としどころを確定し終えていないということだったのですね。

目指す引き継ぎと世代交代の形に近づくには

“組織の改編の流れがまだ落としどころを確定し終えていない” -
それは言い換えれば、
“会社の経営方針 → 部門の目的 → 個人(社員)の役割り” という3つが(私にとっては)押さえ切れていなかったということを意味します。

いち社員としてはどこまで分かっていればいいのだろう…?? それを見極めることで、世代交代の進め方が分かってくるだろうと思っていました。

会社(組織)は、自分が目指しているもの(目標)を
社員に伝えているか・見せているか・理解させているか・
その目標に向かおうとしている社員をしっかり見ているか・支援しているか・リードしているか

社員は、会社(組織)が目指しているもの(目標)を
受け止めているか・見ているか・理解しようとしているか・
その目標に向かう道・方法が分かっているか・能力を発揮できているか・報連相ができているか

マネージメントと実務には、この2つの視点・活動の間のコミュニケーションが不可欠だと今は思っています。この2つの視点の間にずれがあって、それぞれが行おうとしていること - 活動 - の中心が別々の方向を向いている!… そんな違和感があったのです。

会社の中での(私自身にとっての)終活だとか、世代交代だと言っているのは、

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私自身に残された(現役としての)時間の中で、この2つの視点・活動の間のずれを合わせることが必要なはずだ

と考えていたということを言っているのです。

本当に、今自分がやっていた仕事が必要なものなのか、求められるものだったのかということも、私自身が理解できなくてはいけないことだとも感じていました。
そうなのです。会社とか若い仲間たちが必要とすること… というような切り口を離れて、私自身にとって必要な・満足や歓びを感じられる仕事を探そうとしていた、それが世代交代という言葉になっていたのです。

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