マインドマップが本領発揮するのは⁈
マインドマップって何? どうやって使うの? という質問にはどう答えればいいでしょう?
何かの課題とか問題に答えを探すときに使うツール - 私ならそんなふうに説明すると思います。そんなシチュエーションで使うことが多いのです。
たとえば -
ひとつのことを考えたり行動しようとしたとき、
- 自分はこうしたい、でも
- あれはどうする?
- これはどうなる?
と、いくつかのことを同時に考えたり対処しなくてはならない… そんなシチュエーションで、あれこれの関係とか順序とかを整理するときに役に立つんです。
「何かの課題とか問題の答えを探す」というシチュエーションは、ちょっと考えてみると、マインドマップの使い方としては応用編かもしれないなとも思います。
それは、目的地が決まっていないから。
いろいろな可能性がある - マップの行く先がいろいろに変化するかも知れないというパターンは、おもしろいんですが、描き方が少しむずかしい、コツがあるように思うのです。
そこで、使い方の基本に近いパターンから、マインドマップの使い方を確認してみようと思います。
マインドマップの基本 - 「仲間を探す」
たとえば、私のブログタイトルにあるDIYはどうでしょう? DIY と一口に言ってもバリエーションはたくさんありますね。その中の「大工道具」を考えてみると…
- のこぎり
- かなづち
- のみ
- かんな
- メジャー
などなど。
そして、それぞれの道具を説明したいと思ったとすると…
- 構造
- 使い方
- 注意点
などなど。
そしてここまで来るとつながってきませんか?
道具の構造は、何をするための道具かによって決まってくる。つまり、構造↔︎使い方 という関係がありますよね。
そして使い方には
- 正しい使い方
- 悪い(間違った)使い方
があります。
のこぎりでも、のみでも、
- どう使う道具なのかという視点の使い方と
- こういう加工にはこう使うんだよというできあがりから見た視点の使い方がありますね。
これを別の言葉で使い方のヒントとか使い方のコツとか言うこともできるでしょう。
そしてさらに、悪い使い方から考えてみると、こういう使い方は怪我につながるから気をつけて! という注意にもなります。
ここまでをマインドマップで描いてみると…
たとえば、こんなマップになります。
(これは SimpleMind のマップです)
マインドマップの応用編の前に
この記事は、「マインドマップの使い方」というタイトルではじめていますが、使い方を覚えてから使いましょうと伝えたいわけではありません。
そうではなくて、私は、思いつくままにマップをつないでいけばいいんだと思っています。
何より、思いつくままにつないでいくマップは描きやすいのです。
ただその一方で、自分でも分かりにくい、あるいは伝えたいと思ったとしても伝えにくいものになりやすいと感じます。
だから、「マインドマップの使い方」というより、「マインドマップを描くときのコツ」、「アイデア」と言う方がしっくりくるように思います。
マインドマップの基本は「仲間をうまくまとめる」ことにあると思いますが、
マインドマップの応用は、この「まとめる」作業を自然に、効率的にできるようになったか… というあたりが鍵になるだろうと思います。
つまり、DIYツールの例のように、いろいろなテーマをマインドマップに乗せてみてほしいのです。
to be continued …