のこぎりの刃 - 金属用と比べると形の意味が分かってくるのです

木を切るためののこ刃の機能と形

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木工で使うのこぎりの刃は、特に両刃ののこぎりに見るように、切る木の繊維の向きに合わせて横挽き、縦挽きの刃を使い分ける必要があるということ。そして横挽きの刃がなぜ、小さな小刀を並べた形になっているのかも確認してきました。

大工道具のいろいろ
(c) Can Stock Photo

そんな中でもし、木工で使うのこぎりの刃の形とその機能 - どのように木の繊維を切るのか - を理解したいと思ったら、近くに木以外のもの、木材以外の木を切るためののこぎりがあったら比べてみるといいかも知れません。

たとえば、私の道具箱の中には、下の表に示すように、(木材も切ることはできると説明されていますが)主に金属やプラスチック製のものをカットするためのプロフェッショナル ハンディソーというのこぎりが入っています。

ブレードは長さ26.5cm(刃渡り25cm)、厚さ0.8mm、幅約12mm。そのブレードの片側半分ずつに荒目と細目の2つの刃が刻んであるのこぎりです。
のこ刃の長さは荒目が約1mm、細目が約0.6mmほど。

人差し指より幅の狭いブレードですが、アルミサッシの枠やプラスチック、あるいは金属製の雨どいなどの切断に使えるのこぎりです。

プロフェッショナルハンディソー
プロフェッショナルハンディソー

そののこぎりの刃を見て分かるのは、より硬いものを切る刃は目が細かいということ。

荒目 石膏ボード、スレートなど
細目 鉄、非鉄金属(銅、アルミニウム、鉛、真鍮)
新建材
プラスチック、塩化ビニール
木材

もうひとつは、荒目も細目も - 硬いものを切る刃もより柔らかめのものを切る刃も - 刃が左右に振られているということ。ちょうど、木工用ののこぎりのあさりと同じように刃のひとつひとつが波打つような形にならんでいます。

木材用と金属用ののこ刃はどこが違うかというと、金属用ののこぎりの刃は荒目も細目も、木材用ののこぎりの横挽き用の刃のように薄く鋭い小刀のような切る刃ではなく、縦挽きの刃のように削る刃ととても良く似ているということ。

金属用ののこぎりと比べ、もし可能ならば、さらに庭木のように生きた木の枝を選定するのに使うのこぎりなども見比べてみるといいかも知れません。

生きている木は水分があり、樹液がありますから、そうしたのこ刃に切りくずがからみつくような環境で木の繊維をうまく切断し、切りくずをうまく吐き出せるような形になっているのが分かると思います。ここまで比較してみると、あさりというのはのこぎりに欠かせない構造らしいということが分かると思います。

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そして何より、荒目、あるいは縦挽きの刃のかたちは切断することに目的が集中していて、木材を切るのこぎりの横挽き用の刃というのは、加工に目的があると言ってもいいくらい切り口が繊細で鋭利だということも分かるだろうと思います。

さて、木材用ののこぎりの刃の使い方、そのヒントに近づけましたか?^^

追伸:
もし、金属用ののこぎりをお探しのときは神沢鉄鋼のハディソーを思い出してください。私のお勧めです^^

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