墨付け - 墨差しの使い方を確認する - 持ち方&動かし方

さしがねとの位置関係、墨差し(鉛筆)の動かし方

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仕上がりの位置に対して墨線をどう引くかは、どう切って (削って) 仕上げるかによって違ってくるということを確認できているでしょうか? 加工する位置と墨線の関係をしっかり理解できたら、あとは正確な墨付けの練習あるのみですが、「正確」に引くことがそんなにむずかしいというわけではないと思います。さしがねに沿って鉛筆やボールペン、墨差しを動かすだけですから。

ところが、たとえば墨線に沿って切った部品の切り口が思うように基準にしている木材の面に対して直角にならないというようなことはないでしょうか? もしそんなことがあったら、木材の直線・直角と いっ しょに自分が引いている墨線をチェックする - それくらい墨線の引き方、特に墨差し(ここでは鉛筆で作業していますが)持ち方動かし方は単純で正確さが求められるものです。

つまり、さしがねの使い方など、ちょっと気をつけないとまっすぐのつもりの墨線に問題が出かねないので、再確認しましょうという提案です。

製図をされたり、されたことのある方はイメージしやすいでしょうか。
T定規で線を引くとき、製図の世界でも同じ太さの線になるように気をつけてと練習をしますが、その紙の上に線を引くのとはあきらかに違う作業ですから、やはり、覚えておきたい注意点、マスターしておきたいテクニックがあります。

目指すのはまっすぐ同じ太さの線。ですから、どんな点が異なるのか、それが分かるとさしがねを使い、木材に線を引く墨付けの注意点が分かってきます。

  • 使う定規の使い方の違い
  • 線を引く相手の違い - 紙か木か
使う定規の使い方の違い = 墨差し(鉛筆)の動かし方の違い

さしがねは木材の基準としようとする面に長手、あるいは短手(妻手)をひっかけて使うという独特の使い方をします。これが製図のT定規の使い方と違うところです。

製図のT定規も製図版の側面にT字部分をひっかけて使いますが、線を引く部分(ブレードと呼ばれますね)は線を引く紙に乗っています。一方、さしがねの場合は線を引こうとする長手、あるいは短手がわずかに浮き上がった状態で使います。

つまり、線を引く墨差し(鉛筆)の先端をさしがねに沿わせることができない - ですから、芯の側面をさしがねに沿わせ、芯の先端が左右にぶれないように引く - それが注意点のその1です。

墨線は肘で引く!?
墨線を引くとき、基準とするさしがねのエッジは木材から浮き上がっているのが普通です。

ですから、墨差し(鉛筆)の先端とさしがねのエッジの位置関係を変えないように引くことが大切です。

墨差し(鉛筆)の角度は何度と決まりがあるわけではありません。構えやすく、ぶれなく引ける構えを決めることが肝心です。

angle of carpenter square and drawing item

hold angle of drawing item and pull木口から見た写真のように、墨差し(鉛筆)の縦方向の角度を決めたら、横方向から見た角度も変えないように、墨差し(鉛筆)を水平に移動させるようなイメージで - 肘で引くようにするといいと思います - 腕を動かします。

ここでも、墨差し(鉛筆)の角度は何度と決まりがあるわけではありません。
鉛筆であれば、どれくらい立てて使うか、どれくらい寝かせて使うかによって芯の削り方にも工夫が必要でしょうが、引き終わりまで墨差し(鉛筆)を持った手の手首の角度を変えないこと

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特に引き終わりに気をつけましょう。手のひら側に手首を折りながら筆先を引きやすいので。手首の角度を変えると、それが筆先が左右にぶれる原因になります

手の使い方、腕の使い方がOKならば、次は墨差し(鉛筆)をどう準備するかも確認しておきましょう。

to be continued…

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