コーヒーとりんごの組み合わせ⁉︎
Cafe de pomme(カフェ ド ポム)は直訳すれば「りんごのコーヒー」。
最初に試した人はどんな味を求めていたのでしょうね。
コーヒーのいのちは苦味と酸味、色や香り。コーヒーはそれだけで幅も奥も広くて、楽しみ方色々^^ という感じの飲み物ですね。
ミルクやクレマはコーヒーの苦味や酸味を和らげてくれたり、まろやかにして楽しませてくれるもの - そんな感じがあって、コーヒーと乳製品を合わせることはコーヒーの味の一部のような感じがしています。
そのイメージで口にするとりんごのコーヒーの味はちょっと意外なくらい、経験したことのないコーヒー って感じが新鮮です。
Cafe de pomme として知られている飲み物はコーヒーのひとつ。
- コーヒーはアメリカンに、ちょっと薄めがいいですね
- そのコーヒーにブランデーとりんごの果汁を入れてやって
- 薄切りにしたりんごを入れます
何かと主張したがるコーヒーの苦味と酸味をぐっと抑えてくれるのがブランデーの役割りです。
そして、カップを口元へ運んだときに感じるのはりんごのほんのり甘い香りです。その感じが、普段コーヒーを飲みなれている人ほど新鮮に感じるはずです。
その時、「最初に試した人はどんな味を求めていたのでしょうね」の言葉の意味を分かってもらえると思います^^
アレンジコーヒーという言葉に対して、フレーバーコーヒーという言葉があります。
コーヒー好きならば「どうしてコーヒー意外の香り⁈」と言いたくなったり、このフレーバーは紅茶の方が似合っていないかな? と思うこともあるかも知れません。
そう比べてどちらが上とか下とかではなくて、りんごフレーバーならではのコーヒーの美味しさを味わってみてください。
カフェ・ド・ポムの材料は:
- コーヒーは120mℓほど
- りんごの果汁を少々
- ブランデーは5mℓ(ティースプーンに1杯程度)
- 薄切りにしたりんごを2, 3枚ほど
甘みだけのりんごではなく、少し酸味の効いた味のりんごを選んでみるのもまた違った美味しさ - 特に、フレーバー豊かに楽しむことができるのは酸味の効いたりんごではないかな? と思います。
コーヒーの不思議なところは、このカフェ・ド・ポムのように本来のコーヒーの味や香りとはまったく違う味わいのものと組み合わせたとき、いつもの酷や酸味を思い起こさせるコーヒー本来の香りがほんのりと深みを感じさせるニュートラルなものに変化する点だろうと思います。
もちろん、好みのコーヒーで淹れるのですからそのコーヒー本来の味も味わえます。ただ、華やかなりんごのフレーバーの後ろに静かに控えているといった趣の味になるのです。
ごく簡単なレシピですから、是非一度、お試しください。