思い出してみると、事前に如何に多くの情報を持つことができるか、身近により多くの情報がそろっているかどうかによって、その時の対応 - どんな検査・治療をうけるか、はては最期をどこで、どう迎えるかということさえ - が決まるのだなと感じます。
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高齢者・がん患者がひとり住まいしたいとき、どうすればいいだろう
健康な高齢者にも、できればこんな支援をと思うことや、それだけではちょっと不安と感じ、母自身、そして私たち子どもも協力したことにどんなことがあったろうとあげてみると、その種類が意外と多かったことが分かります。
もっと読む老老介護 - わが家の場合はこんなだった
「高齢者」は何歳からかという定義ははっきりしたものがないとされていますが…。60歳あたりから上の年齢の人たちを高齢者と呼ぶでしょうか? あるいは医療制度で見ると、前期高齢者が65~74歳、75歳以上は後期高齢者と定められていますね。ということは、65歳以上ということになるでしょうか?
もっと読む終活 - 整理しきれない身辺整理? 遺族が受け取れる年金は
厚生年金は、国民年金を1階としてその上に上乗せされている - 建物の2階部分の制度だということが良く言われます。だとすると、被保険者である私にもしものことがあった時、この年金制度からはどんな支援が受けられるのでしょう? 遺族基礎年金と遺族厚生年金の両方が支給されるというその仕組みはどうなっているでしょうか?
もっと読むインフォームドコンセント、それが自分の意志なんだよ
父は、命に関わるような、深刻で、気分が重くなるとも限らないような話題を避けようとする人でした。自分が判断を求められる立場になるなどということは想像もしなかっただろうし、想定する気もなかったような気がします。
もっと読む母のがん闘病で学んだ薬とせん妄の関係
健康を取り戻す、あるいは病気を取り除くために必要だと判断された手術を受ける、手術のために必要な麻酔を処方してもらう - そうした医療の助けを借りるとしても、手術ゆえの、あるいは麻酔ゆえの危険がある。そこで、手術を受けるにあたっては、医師や麻酔医から手術の必要性や手術・麻酔に伴う危険や考えられる後遺症などの説明を受け、手術・麻酔を受けることへの同意書を読み、サインをするという手続きが取られます。
もっと読む終活 - 実家売却の動機はどこにあったのか
自分の年齢、体力、家族構成、そして経済的な状況といった幾つかの条件の中で検討していたつもりだけれど、少なからず愛着の感じていたはずの実家を売却しようと思い立ち、決めた動機はどこにあったのか - 自問自答のように自分の考えを確認しようとする感覚がまだ残っています。
もっと読む母が向き合おうとした余命宣告というものが意味するもの
最初の告知を受けてからほぼまる2年後、母には、自分の病気がどれくらい重いものなのか、治療に望む意味がどれほどあるのかを理解したいという思いがありました。その思いで、「余命がどれくらい残っているものなのだろうか」と患者である母と家族である私たちの方から、主治医に訪ねたのでした。
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