今から2年ほど前のことになりますが、アナログとデジタルの間、自分はどのあたりにいるだろう - そのぼんやりとした疑問と、情報の高速化、そしてiPhoneのように取扱説明書のない製品。その3つが重なる場所。その場所がなんとなく見えてきたような気がするな、ということを考えたり、感じたりしていた時期がありました。
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言葉の役割り - 知りたいのは製品の使い方? メーカーのイメージ?
すこし大袈裟な言い方でしょうか?私はもう長いこと産業翻訳の業界にいますが、産業の世界が変わってきたことを感じる機会が増えてきたように思ってきたなということを感じるようになったのは、取扱説明書というものをパッケージに持たない(ように見える)製品が出回るようになってからでしょうか。
もっと読むグローバル化の中で少しずつ変化している日本語
もうかれこれ40年ほども前の記事だったでしょうか。当時、ヨーロッパでも大手の月刊誌が、あまりに好調過ぎる日本の輸出産業 - 特に自動車産業 - に対する警戒感や嫌悪感をタイトルにした号を発行しているのを読んだことがありました。
もっと読む伝えたいという思い & 受け止めたいという思いは、2つで1つのもの
私には、伝えるということを大切にしようというような感覚があって、自分が知っている言葉で話したり、書かれたりしたことがあっても、この人はどんな思い、イメージを伝えようとしているのだろうかと考えるような傾向があるように思います。
もっと読む自分のキャリアや適性、どれくらい自覚してるでしょ
私は、自動車、機械、オートメーション、あるいはオーディオや家電、さらにはソフトウェアといった分野を産業翻訳に取り組んできました。一番長く、多く関わってきたのは自動車のための整備要領書や取扱説明書 - つまり、メーカーが製品の使い方をユーザーに伝えるためのお手伝いをしてきたということです。
もっと読む仕事を頑張るのは 何のため?
課題に取り組むからこそのスランプ!? 言葉の良し悪し、伝わる伝わらないを問題にするような仕事に就くもんじゃないなと思う反面、なぜか、こうすればもっといい表現になるのじゃないか、たぶんこういう言い方もできるのじゃないだろうか•••と次を考えてしまう。 諦めが悪い[…]
もっと読む製品と取扱説明書の役割り - 私たちユーザーが求めているのは
自動車、モーターサイクル、農耕器具やオーディオ、ソフトウェア、さらには産業用制御装置や制御システムなど、メーカーがそれぞれの製品を使う人たち - ユーザー - に快適に製品を使ってもらうための情報を伝えようとすると、パンフレットやカタログ、取扱説明書(マニュアル)などの資料が必要になる、長いことそう思いながら、私は産業翻訳の世界で暮らしてきました。
もっと読む言葉は厳しくて、悩ましくて、優しいもの
世界には数え切れないほどたくさんの言語があって、違う言語同士が違うまま直接話しをしたいと思ってもお互い何を言っているのか通じないのが普通なのに、その違う言語同士、よくぞこれだけ同じことを表す言葉があるものだと関心したり、面白いと思ったりすることがあるのですが、みなさんはどうですか?
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