満足できる仕事、職場、自分を探したければ - 『仕事は楽しいかね?』 <最終講義>

『仕事は楽しいかね?』のシリーズがただのHow Toものではないと感じるのは

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より良い仕事、望ましい仕事仲間、仕事はどんなふうに取り組んだら本当の意味でやりがいのあるものになるだろう - それを求めてディスカッションする登場人物たちのやり取りを読んでいて感じるのは、こんなふうに仕事の話しができる環境にいる人っているものだろうかということ。

そして…
どんな自分だったら満足のできるビジネスライフを送ることができるだろうと続いていく彼らの話し - その内容がどんなものかはすぐに分かります。

私たちは実際に、自分自身や仕事、あるいは職場がこんなふうであったらと求めているからです。しかも、求めているけれど現実の私たちは、そういう「前向き」な自分でいることができないということがちゃんと分かっているからではないかと思うのです。

臆することなく理想を求める

「人を見て法を説け」 という諺(ことわざ)がありますが、偽りのない自分の意見をそのまま表したり、意見を交換したりというのは、よほどの信頼関係がなくてはできるものではありませんね。

それが分かっているから、理想の - 実現できない - How Toものの話しだと感じる一方、ないものねだりの愚痴で終わらせたくはないという心理がはたらく内容だと感じるのです。

「… 周りのみんなを向上させる、完璧以上に素晴らしい人材になるには何が必要か、説明してあげよう。目標は、彼らの非凡な才能を手に入れること、そして、一緒に仕事をした人からぜひ自分のチームに来てほしいと言われる人間になることだ。会社で重要なプロジェクトが持ち上がったとき、真っ先に採用される人間になるんだ」

出典:デイル・ドーデン氏 著, 中村 佐千江氏 訳・「仕事は楽しいかね?《最終講義》

そんなふうに、自分や仕事仲間の理想的な関係、そして自分というものを真剣に考えている者であれば、その真剣さをそのまま行動に映せる場がほしいのです。

(c) Can Stock Photo / alphaspirit
(c) Can Stock Photo / alphaspirit

理想を求めるのならば、正直でいようよ!

ただ、仕事や仲間、職場に理想を求めるのならば、自分を見直すことも忘れてはいけません。

自分を見直すというと、とかく、「ダメ出し」をしてマイナス面をプラスに是正することと思いがちですが、マイナス面をマイナスとして、プラス面をプラスとしてあるがままに認めることができるというのが文字通り理想です。

これは実はむずかしいことですが、むずかしいことを言っているわけではありません。自分に正直にあれ、というだけのことなのです。

たとえば、著書の中で登場人物が語る言葉…

お金のために働くんじゃなくて、
自分の仕事を心から愛している人。

なんていうのはどこか空々しい現実味のない言葉として聞いてしまう傾向がありませんか。
私たち日本人というのは、自分の中の気持ちとか、相手に対して感じているものを言葉にして伝えるというのがあまり得意ではないように感じます。

そもそもそうした「思い」というものは、プラスのものにしてもマイナスのものにしても、表明しない - 伝えない - というのが、相手(あるいは周囲の人たち)を尊重することだと受け止める感覚があるからだろうと思うのです。

逆の言い方をすれば、相手を尊重することが人として正しいあり方なんだという価値観 - 対人観があるからですね。

ところが、表明しない → 表現しない → そして行きつくところは言葉にしないということでは、「マイナス面をマイナスとして、プラス面をプラスとしてあるがままに認めること」はできません。

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「自分の仕事を心から愛している人」。その 愛している というのは、たとえば、より良い仕事をするためと思えば「できない」を言わずに、どんなことにも果敢に挑戦できる様子… とそんなふうに、自分が伝えよう、表現しようとしていることを臆することなく、偽らず、背伸びせずに語れる - それが「正直である」ということなのです

さあ、私たちにどこまでできるでしょう!?

For a better job or a desirable work colleague, etc. There would be many elements to make a job rewarding. How can we find value in our work when we work on it. Can you find any hint or instruction in this book?

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