1人で読めれば想像の世界が広がるね - 『ルドルフとイッパイアッテナ』

ちょっとどきどき、猫のお話し

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この物語は猫の物語、ちょっと変わったお話しです^^

お子さんが本を自分一人で読むことができるようになったなら、是非勧めてあげたいお話しです。

きっと、ひとり自分の力で、猫たちの世界をのぞきに行ってみるような、わくわく楽しい時間が過ごせると思います。

黒猫のルドルフはこんなイメージ
(c) Can Stock Photo

家族の一員に猫ちゃんがいれば、どんな友だちがいるのかな? 今日はどこまで行ってきたのかな? と、想像力が一層広がるでしょう。
家族の一員に猫ちゃんがいないとしても、街並みや公園で猫に出会うのが楽しみになるでしょう。

まっくろ黒猫のルドルフが話して聞かせてくれる猫のお話し -

きみは、どうしてねこに字が書けるんだろうって、ふしぎがっているね。ねこに字が書けるわけがないって、そう思っているんだろう。人間ってやつはいつもそうさ。なにか、めあたらしいことをきくと、すぐにうたがうんだから。

そんなプロローグではじまる物語は、いつでもルドルフのそばにいて聞いている物語です。だから、目線もぼくらより地面にずっと近いような気がするのです。

そのとき、頭の上で声がした。
「おい、わかいの。ドライブのあとは、お散歩かい。」
思わず見あげたぼくのすぐそばに、とてつもなく大きなトラねこがとびおりてきた。そして、ドスのきいた太い声でいった。
「いいどきょうだ、ぼうや。ここを、ただで通ろうってのかい。」

ルドルフとイッパイアッテナの出会いはちょっとどきどきです。

だけど、イッパイアッテナの名前がおかしいのです^^

「おい、そうむきになるなよ。おもしれえやつだなあ。よこせっていうと、もんくをいう。返すっていや、いらないっていう。へんなやつだ。」
「へんなのはそっちじゃないか。よこせっていうからあげれば、こんどはいらないっていう。へんなやつだ。」
ぼくは、「へんなやつだ」というところを、あいてのいい方をまねして、いってみた。それがあんまり似ていたので、自分でもおかしくなって、わらいだしてしまった。見れば、トラねこもわらっている。
「ハハハ、ほんとうにへんなやつだ。おまえ、名まえはなんていうんだ。」
「ぼくはルドルフだ。あんたは?」
「おれか。おれの名前は、いっぱいあってな。」
「えっ「イッパイアッテナ」っていう名前なのかい。」

はじめて会って、ししゃもをめぐって交わした言葉で決まってしまった”イッパイアッテナ”の名前。それといっしょに、大きな身体のイッパイアッテナって、どんな猫なのかな? と、子どもたちの興味は物語の中を歩きはじめるのです。

イッパイアッテナは大きなトラねこ
(c) Can Stock Photo

猫の世界はぼくらの世界につながっているのです

猫の暮らしぶりを近くで見ることができるなら、少し注意深く見ていると、これが猫らしい仕草だねとか、これってこの子の性格なんだねとか、わかることが増えてくるでしょう?

それは猫に限らず、犬などもいっしょに過ごしたり、そばにいる時間が長いほど気がつくことも多いですね。

ルドルフやイッパイアッテナのお話しを読んでいくと、子どもたちはきっと、出会った猫の顔を覗きこみたくなるはず。何を考えているのかな? って^^
動物もぼくらと同じ生き物なんだよと言うまでもなく、自分と同じように考えたり、話したりしながら生きている - それを感じてくれるだろうと思うのです。

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ルドルフとイッパイアッテナ、2匹の猫はぼくら人間のすることをずいぶんよく見ています。それが伝わってくるからなおのこと、猫たちは何を思っているのだろうという心で物語をたどれるのです。

学校や教室、先生も出てきて進めていく猫たちとのお話し - お父さんお母さんの助けが必要なちょっとだけむずかしい言葉が出てくる場面があります。

これってどういう意味? と子どもさんの質問が出たら、助けてあげてくださいね^^

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