優しくて柔らかなあなたへのメッセージ - 『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』

NHKのPremium Cinemaでも放送されたちょっと優しいお話し

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デジタルで高解像度、鮮明な色の画面に慣れている私たちの目にも、ウォーターカラーで描いたような色使いがふんわり優しく見える作品がNHKのPremium Cinemaで放映されていましたね。ご覧になりましたか?

くまの世界でもちょっとはみ出し気味? なアーネストおじさん。
もう少しシャキッとして、部屋はきれいにしましょ^^ 仕事もがんばらないと!^^; と、大人目線からは言いたくなるかも知れませんね。

アーネストおじさんとセレスティーヌが出会ったときも、お菓子屋さんの部屋にもぐり込んでしまったり、おまわりさんから逃げるのに人様のクルマをしっけいしてしまったり - おいおい! それはまずいんじゃない! と心配になるお話しの展開に見えますが、子どもたちの目にはどう映るでしょう?

アーネストおじさんのアーネストという名前 Ernest は、ドイツ語にすると Ernst? - だとすると、「真剣な」「厳格な」というちょっと怖そうなイメージを持ってしまいますが^^;

主人公に自分を重ねてストーリーをたどるとしても、アーネストおじさんとセレスティーヌ、ふたり(2匹?^^; )の物語が出会ったり、離れたり、重なったりしながら流れていくお話しですから、時にはどきどきしながら、時には静かに自分や相手に向き合って込められたメッセージを感じ取ってくれるでしょうか?

物語が伝えてくれるメッセージは

自分という存在を大切に。そして、ふれ合う人たちを大切に - そんなふたつのメッセージがアーネストおじさんとセレスティーヌのふたりに重なっています。

ひとりぼっちだし、誰にも必要とされないと訴えるセレスティーヌを、アーネストおじさんは、そんなことはない! といって受け止めてくれる。

自分のことはどこかだらしなかったり、適当だったりするアーネストおじさんは、セレスティーヌのこととなれば一生懸命、頼りがいのあるパートナーになってくれたりもする。

みんなと違う! と責められて、ふたり別々、同じ時に裁判にかけられるのに、みんなから見放された裁判長をふたりそれぞれが助けたりする。

そして何より、ふたりは互いを大切に思い合っている - そんなお話しです。

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作者のガブリエル・バンサンはベルギーの人ですが、フランス的な文化や感覚を感じさせるそのお話しは表現が少し深くて、絵のタッチも柔らかく色遣いが優しくて、大人も楽しめる作品です。

今風に、NHKでの放映のようにアニメで見るならDVDでしょうが、物語の細かなすきまを想像力で埋めながら、アーネストおじさんは… セレスティーヌはどんな気持ちだったろうね… ぼくらだったらどうしただろうね… と言いながら時間をかけて、日にちをかけて読むのならば絵本がお勧めです。

みなさんはどんなメッセージを感じるでしょう?

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