五木寛之さんが語る100年ライフ? -『「百歳人生」の折り返し方』

50歳は折り返しに過ぎない!?

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たくさんの人がそれぞれの言葉で100年ライフを語っていますね。

100年ライフとか、人生100年… という言葉が使われるようになったのは、リンダ・グラットン、アンドリュー・スコットの共著 LIFE SHIFT(ライフシフト) が発表されてから… という感じがあるのですが、その感覚が正しいとすると、その著書が発表されてからもう5年も経っているのですね。ちょっとびっくりです。

人生100年時代の人生戦略 なんていう言葉も流行りましたかね?
まだ過去形の話しではないのかな?

そんな中、五木寛之さんが連載されている話しの第三話だというこんな話しがあります。曰く、
「百歳人生」の折り返し方。

私たちは今、誰もが百歳以上生きるかもしれない時代を生きている。そうであるならば、人生を二回生きるイメージを構築し、五十を境に別の生き方に切り替えてみてはどうか… 。

出典:五木寛之のラジオ千夜一話・「ラジオ深夜便 2018年 09 月号 [雑誌]」

この言葉にはっ! としています。
「別の生き方に切り替える」なんてできるのだろうか!? という感覚と、
自分はそれを求めているのかも知れない! という感覚の両方があるからです。

そして、

立ち止まり、これからの人生をどう生きるか考える。
五十歳は、その事始め。

と続くその話しを読んでいて思うのです。

「40歳になった自分を想像することさえできない」と言っていた、若くて、本当に何も知らなかった自分ではなくて、「立ち止まる」という言葉にも「人生を考える」という言葉にも、それなりの思いがつながっていることを思うと、「別の生き方に切り替える」ということを実現してみなくちゃいけないな! と感じるのです。

五十歳の先の六十歳へと話しをたどってみれば、そこにあるのは -

六十代に入ったら、まずは独りになってみる。
人間、最期は独りで死んでいくものと覚悟する。

(中略)

六十代に入ったら、まずは独りになってみる。人間は本来孤独なもの、最期は独りで死んでいくもの、という覚悟を自分の中に定める。

という言葉。

幸いなことに今はまだ家内ともども健康に過ごせているのですが、今の結婚生活をはじめるとき頭にあったのが、この「独り」ということでした。

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家内と私 - ひとりとひとりが寄り添ってひとつの家庭を築いていこうとする。
そして、「死がふたりを分かつまで」ふたりでひとつ… ということを実践していこうと誓ったのです。

100年ライフを考えるようになっているのに、その折り返し地点 - まだ半分なのに!? - あの「独り」を思い出そうと言われているように思うのです。

もしそうなら…
経験やら、心にためた力を上手に使って、軽やかに? 「別の生き方に切り替え」られないだろうか! と思うのです。なんとか… 是非! やってみたい!! と感じるのです^^

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