インターネット世界に感じる加速度
インターネットという情報世界があり、私たちがいる。そしてその間を
- iPhoneやスマートフォン、PCやタブレットといったデバイス と
- WindowsやiOSというシステムの上で作動し、インターネット世界の情報を体験させてくれるソフトウェア、あるいはアプリ
が結んでいる。
SNSやeメール、YouTubeに代表される動画をシェアしてくれるサービスなど、インターネット世界の情報は、見方・見え方、使い方・使われ方のバリエーションがあまりに多く、そうしたインターネット世界やそこから得られる情報をうまく整理できているだろうかと感じることがあるのですが、みなさんはどうでしょう?
デバイスとアプリ - ハードウェアとソフトウェアの進歩とともにインターネット世界とのコミュニケーションの速度があがり、情報の量も増えているのではないか、そんなふうに感じているのは私だけではないように思っているのですが。
自分のペースでインターネットを利用する「あとで読む」
インターネットの世界は - 単純に類別することはむずかしいでしょうが - SNSやeメールのように利用者をつないでくれる双方向志向のコミュニケーション型サービス、サイトに掲載されている情報をみんなで共有するシェア型のサービスの2つに分けられるように思います。情報の量と速度が高まっている、そう感じさせるのは、サービスのバリエーションが増えていることに由来しているのかも知れません。
そのインターネットの世界の情報に普段どのように接し、どんな情報をどんな頻度で得ているか、利用の仕方は人それぞれだと思いますが、アクセスの頻度と情報の量に時間が合わない、追いつかない、どの情報が自分に必要なものなのかを見分けたり選び出したりしようとしている間に次の情報が発信されてくる、そんな感覚になることがないでしょうか?
そんな感覚がなんとなくでも理解できると感じられる方に、Pocketがサービスしてくれる「あとで読む」機能がお勧めです。放送時間に見ることができない番組をビデオに残しておいて、週末など、時間をゆっくり取れるときに自分のペースで見る - あの操作感と同じかも知れません。インターネットに高速感を感じているとすれば、自分なりのブレーキをかけることができると思います。
「あとで読む」ならPocket
PocketはかつてはRead It Later、文字どおり「あとで読む」という名前でサービスされていたもので、数年前に機能を高め、名前を変えてリリースされました。インターネットを利用する上では世界1200万人と言われるほどたくさんの人々が利用しているサービスです。

ネット上で見つけた気になるページは、それがインターネットのウェブページであれば「お気に入り」に、YouTubeの動画であれば「再生リスト」に残しておけば、その時の記事に、あるいはあの動画にと戻ることができますね。つまり、アプリごとに記録をしておくわけですが、Pocketは、たとえば 「お気に入り」で記録するウェブページの情報と「再生リスト」に保管するYouTubeの動画ページの情報とをPocketの同じインターフェース上に残し、それぞれのページをそこから再現することができます。
そのほかにもPocketとの連携が可能なアプリケーション500種類以上と説明されていますから、利用の仕方や対応できる必要性もずいぶん広いのです。
普段使い分けているアプリや、アクセスしている情報がどんなものかにもよりますが、まずは、今は時間がないけどあとで・・・と思う情報に出会ったらPocketに保存を思い出してみてください。意外と便利に、特に自分のペースで情報の確認と整理ができるようになるのではないかと思います。
今さら、というほど、知る人たちの間では定番になっているこのサービス。これまでのサービスの経緯を盛り込み、対応アプリの数も充実、使い勝手が高められた今だからこそ、利用してみてはどうでしょう?
つづく