KAMI2で何とはなしに時間つぶしをしつつ、今日は妙にひらめく日だな!^^ 何で思いながら、アセンブラと言うプログラミング言語を出会ったときのことをふと思い出しました。アセンブラに出会ったのはCあるいはC++でのプログラムに一生懸命だったころですが、コンピューターに仕事をさせるという点で見ると、どの言語でもやること・命令の仕方、原理はほとんど変わりません。

そしてこのプログラミング的な発想法、アプローチ法は実は、職場で仕事に取り組むときの基本的な能力 - それもマネージメント力という一歩先、一段上の力につながる能力でもあるのです。就活の基本的なツール・情報源に日本経済新聞を!! なんてキャッチフレーズがありますが、そうやって集めた情報をどう処理するかの実行の部分をカバーする力ですから、あなどれません。

 

自分の能力が分かっているかな?

思考パターンや得意・不得意を確認する

KAMI2とアセンブラ、あるいはC++の共通点? と思うとちょっと違和感のようですが、逆に言えば、KAMI2の手法を理解できるとプログラムの考え方を学ぶこともできます。

display of KAMI2

KAMI2のゲーム画面

KAMI2 はゲームですから、ルールは簡単!
決められた手数で画面を1色にすればいいのです。

たとえばこの画面では、下に並んだ4つのパレットのうちブラウンが選択されています。その状態で、メイン画面の青、赤、黄のどれかを選んでタップすると、そのタップした位置から色が続く限り、同じ色パレットがブラウンに連続して変化していきます。

  • 与えられた手数(色変換できる回数)は5回
  • メイン画面に配色されているカラー数は4
  • パレットのカラー数も4

という条件でスタートです。

要領も簡単!
画面全体を1色にするにはどの順序で色変換していけばいいか、というだけのもの。ところが、その簡単な目的がなかなか簡単には達成できません。

思考パターンという自分の中の力

この画面を例に言えば、
使われている色は4色、与えられている手数が5回ですから、5 – 4 = 1。1手で1色ずつ数を減らしていく4手のほかに、1手、何かの工夫ができる (a) - 逆の言い方をすれば、2手以降は確実に1色ずつ色を統一して(減らして)いけなければ、この画面はクリアできない (b) のです。

さらに別の言い方をすれば、1手工夫すれば、あとはパレット数の4手(以内)でクリアできる (c) のです。
(この画面は、黄色のラインからスタートする… それが私が見つけたクリアのため答えでした)

 

(a), (b), (c) と言葉、言い方を変えて同じことを言いました。たとえばこの3つが思考パターンです。同じことも、見方、見る角度、切り口が変わると説明が変わってくる - 説明が変わると、実際のアプローチ、実行の仕方が変わってくる - そして当然のように、結果も違ってきそうですよね。

アセンブラやC++を引き合いに出しましたが、1つの目的 - ここでの “1色に統一する” という目的 - をどのような方法で・どのような順序で実行すればよいか… それをいくつも組み合わせていくのがプログラムなのです。その典型的な手法をKAMI2で見ることができるのです。

要領というマジック(魔法)
display of KAMI2

KAMI2のゲーム画面

もうひとつKAMI2の例をあげましょう。カラー数・パレット数4、色変換の数が6のステージ(ヒントは “水色&エンジ色”)です。

KAMI2のほかのステージと同じように、統一をはじめる残り4手に入ってから1手ずつ色を減らしていかなくてはステージクリアとはなりませんが、1色ずつの4手には間違えてはいけない順序があるということが分かります。

見方を変えて言い換えてみると…?
統一をはじめる残り手数に入れば、あとは順序を間違えなければクリアできる! ということです。

 

アセンブラやC++のようなプログラミング手法にも、”ここではこの手順をたどらなければならない” - 逆に言えば、”この手順をたどっていれば間違いがない” という文法、定形の手法があります。「文法」などと言うだけでアレルギーが起きてしまいそうになるかも知れませんが、「決まり文句」と言ってもいいし、「型」と言ってもいい。あとは考えなくていいと言うほどの「正解」があるのです。

その型、手本としての手法、手順は、要領として覚えさえすればいいのです。

 

自分の力を発揮する方法は1つではない

仕事というのは、達成しなくてはならない目標に向かってするものです。その目標を固定された、不動のものとするのであれば、KAMI2の “画面を1色に統一する” という目的と同じです。”色変換できる回数” という条件と同じように、仕事における条件も決められていることが多いでしょう。いつまでに・誰が・どのように… というように。

ただ、条件と達成目標が決まったとしても、その目標へ到達するまでのルートは1つではありません。その方法がダメならこの方法ではどうだろう? その思考パターンをたくさん持てるほど仕事は面白さが広がるはずです。金額の条件、人の条件、技術の条件、スケジュールの条件 … と、条件がいくつ重なっても、その思考パターンで捉えられるようになればなるほど、決断も自信を持ってできるようになります。

何より大事なことは、目標へ到達するルートは1つではないということを学ぶこと。最初はそうそう簡単に実践できることではありません。その思考パターンに近づけているかをいっしょに見極めてくれる、そして継続してくれる - 上司や先輩のような - 協力者がいるに越したことはありません。

方法も正解も1つではない

プログラミング的に発想できなくてはいけないということでもありません。思考パターンがいくつもあれば面白くなるというのと同じように、プログラムではない、別の切り口で捉えた方がその先がアプローチしやすくなるのであればその方法でいいのです。

目標達成のためのアプローチのことを言いながらその先を話すのはかえって話しがむずかしくなるかも知れませんが、仕事の目的を達成するためのアプローチの方法をさまざまに発想できるとすれば、それがその先の、あなたのマネージメント力につながります。達成しようとしていた目標 - その目標を与えられたものではなく、自分でデザインできるようになるのです。

そうです。「仕事は楽しいかね?」で学んだのは、この思考パターンや発想力のことだったのですね。

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仕事は自分を表現できる最高の場所、最高の機会だという人がいます。
もし私たちが仕事にそうした価値観を持っているとしたら、その場所と機会に満足を得るためにも社員としての存在感を高めたいもの。

そしてそのためのアプローチをさまざまに探し、試せる環境を持ちたいものです。

to be continued …