プロフェッショナルへの道 - 現場の人間だって経営者の視線を持ちたい?

組織の改編と世代交代を両立させることができるだろうか

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経営者ではないくせに経営の何たるかを学ぼうというのは何故なのか?? -
そんなことを思いながらもドラッカー氏の言葉をたどっているのは、経営者の考えに何とかついて行こうと頑張る若い仲間と、その若い仲間に最大限の力を発揮してもらいたいと考えている経営者の間をつなぐことはできないものかと考えるから。

経営者と若い仲間の間にジェネレーションギャップがあるとすれば、経営者と自分の間、あるいは自分と若い仲間たちの間の方がそのギャップ - 段差 - が小さい。ならば、その間を行き交うときの障害もショックも小さくてすむ。つまり、特に、経営者の考えが理解しにくいという若い仲間のために、経営者の考えを翻訳して伝えることができるはずと考えたり、

私自身はともかくも、若い仲間たちはただ指示に従って結果を出すだけでなく、その結果を自分で評価できるようになってもらえないものか - より経営者に近い視点で自分を見つめることができるようになってもらえないものかと考えたりしているから。

ドイツ語の社内報を日本語翻訳しようとするときに、その会社がどんな製品を扱い、昨年の実績がどれくらいだったか、何人くらいの従業員がどんな組織を組んで製品づくりをしているのか… そんなことを調べて原文を読み、日本語文を書くための取材をするように、経営者の言葉をどう理解すればいいかを学んで対応する言葉を確認しながら、若い仲間に受け止めてもらうにはどんな言葉、文書で伝えればいいかと工夫しようとするのに似ています。

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(c) Can Stock Photo / solarseven

学んだことを消化するための整腸剤!? - ドラッカー氏の教え

そうした学習のためと言う割に選んでいる教本(?) が少々古くないか? と思っているのですが、その選んだ教本というのが P.F.ドラッカーの「新訳 現代の経営〈上〉 (ドラッカー選書)」。

そこにこんな言葉があります。

…「事業の経営」とはいかなるものであろうか。事業活動を「マーケティング活動と革新を行なって顧客を創造する活動」とする考え方から第一に導き出される結論は、事業経営がつねに企業的でなければならないということである。

「官僚的」「監督的」「政策決定的」なものではないと言います。
そして…

いま一つの結論は、事業経営は環境に順応する仕事ではなく環境を変革する創造的な行為であるということである。経営者は経済条件を想像もしくは変革してゆくべきものであって、単に経済条件に順応してゆく受動的な経営者は、真に事業を経営しているとはいわれない。

第一の結論として挙げられている「企業的」というのはちょっと説明に時間がかかりそうですが、二番目のこの結論は直感的に意味が分かるような気がしますね。

そのときの経済状態に合わせているだけでは本当の事業経営とは言わない! と言うのです。

私たちが普段よく耳にする「営利を追求する企業だから…」というのも、どこか分かったような分からないような - 要するに「やってあたりまえ」と言っているだけの説明で、今の自分の仕事が何のためのものなのかを説明するにはイマイチ説得力がないように感じてきたのですが、それよりも前の - そもそも事業とは何なのかという話しですね。

逆からたどると… 自分の会社は何を事業として経営されているのかの確認につながるのです。

ただ残念なことに、「経済条件を想像もしくは変革」するということが具体的にどんな活動につながるのか、まだぴたっと重なるイメージが持てていません。

2つの結論はさらに続きます。

第三の結論は、事業経営は合理的な活動であるということである。このことは具体的には次の二つのことを意味している。

 

(1) 事業は(最大利潤の理論が示唆しているように)、可能なことに対して単に順応してゆくだけのものであってはならない。
(2) 事業は、実現を望まれている事柄を目標に掲げて、これに向かって努力するものでなければならない。

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品質目標を決めなさい… その目標を達成する手順を明確にしなさい… というのは、何だかISO9001の条文を読んでいるような気がしてきますね。

もしかすると、「現代の経営」を実践するか、ISO9001に沿ってPDCA(Plan, Do, Check, Action)を運用するか、どちらも同じ効果が望めるものだったりするのでしょうか?

to be continued …

 

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