楽に、良い仕事をする - そのためにも賢くならないとね

忙しいのを仕事と呼ぶの?

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1日の生活をリズムよく、仕事とプライベートのバランスをしっかりとってワークライフバランスもクオリティ・オブ・ライフも高めたいもの… と思いながら、仕事というだけで時間がかかってあたり前! プライベートが削られてあたり前! みたいに捉えているところってありませんか?

時間はあらゆることに必要となる。時間こそ真に普遍的な制約条件である。あらゆる仕事が時間の中で行われ、時間を費やす。しかるに、ほとんどの人が、この代替できない必要不可欠な資源を当たり前のように扱う。おそらく、時間に対する愛情ある配慮ほど、成果をあげている人を際立たせるものはない。しかし一般に、人は時間を管理する用意ができていない。

出典:P.F.ドラッカー・
プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))

確かに私たちは、どうやって時間を捻出するかということを一生懸命考えようとしますね。
たとえば、

  1. 時間が足りないのは仕事の仕方に無理・無駄があるからだ… と考えてみる。そして、
  2. 仕事そのものを合理的に効率化することでその無理・無駄を削減すればいいのではないか、と考える
  3. そのために、仕事がどんなものが含まれているかを確認し、そこでどんな時間がかけられているかを確認しようとする
    仕事の性質・必要性 vs. 時間的な負担の度合い の関係を整理する… といえばいいでしょうか

そんな分析的で、システマチックな(構造や手順に配慮した)対策 - つまり、時間の管理ができるようになればそれが理想だろうと思いうのですが…

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(c) Can Stock Photo / tomwang

時間を無駄にする仕事

時間を無駄に使わせる圧力は、常に働いている。なんの成果ももたらさない仕事が、時間の大半を奪っていく。ほとんどは無駄である。地位が高くなれば、その高くなった地位が、さらに時間を要求する。

そもそも、”仕事そのものを合理的に効率化する” と言うとき、何が基準になって合理的だと言えるのか、効率化されたと言えるのか、私たちは分かっているかというと実はあまりよく分かっていないということが多い気がします。

何と言っても、その内容をまともに説明できない!? ということが多いのじゃないかと思うのです。
時間がかかっている = 非効率 = 時間を短縮すればよい!
そんな力ずくの取り組みになりがちではないかと思うのです。

つまり、ドラッカー氏が語っている「無駄」というのもが何のことなのか注意が必要だということ。

言い換えると、自分は何のために今の仕事をしているのかを説明してみようということです。
工程管理表 というツールがありますが、

  • 縦軸に工程+作業項目
  • 横軸に日程

たとえば、ひとつの製品を製作するのが仕事だとすると、その製作に必要な工程と作業項目に当てはまらない仕事は製作という仕事に対して無駄な仕事だということになる。

そして…
仕事というのはここからが複雑ですね。

製品を製作する仕事は製作していればいいというものではない。製作した製品は販売してユーザーに使ってもらうことが次の仕事です。だとすれば、たとえば -
製品を製作する仕事は製品を販売する仕事 の前工程になっていなくてはならない。

販売担当の準備作業に必要な情報として、製作工程の進捗報告があるとすれば、製作の工程管理表には「進捗報告」という項目が追加されることになるでしょう。問題は - ここでの製作を中心に考えた場合 -

  • 製作工程の日程管理 とは別に
  • 販売部門への報告

という製品の製作方法や工程には直接関係のない仕事が加わるということ。
製作を中心に考えると

  • 直接工程(直接作業)
  • 間接工程(間接作業)
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という2種類の性質の仕事が必要になるのです。

ドラッカー氏の言葉を少しさかのぼると、こんなことが語られています。

あらゆるプロセスにおいて、成果の限界を規定する者は、もっとも欠乏した資源である。それが時間である。時間は、借りたり、雇ったり、買ったりすることはできない。その供給は硬直的である。需要が大きくとも、供給は増加しない。限界効用曲線もない。簡単に消滅する。貯蓄もできない。永久に過ぎ去り、決して戻らない。したがって、時間は常に不足する。時間は他のもので代替できない。

(中略)

時間には、その代わりになるものがない。

 

この発想、取り組みの仕方はごくごくあたり前のもののように考えがちですが、それこそ「この代替できない必要不可欠な資源を当たり前のように扱っている」、つまり「時間を管理する」ことができないまま、ことなんだろうと思うのです。

 

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