良い仕事に必要なものとは? - 自分や仕事そのものを支えているもの

精神のためには都会よりも田舎がベター?? - それでも都会で仕事をする?

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英語を身近に… そんなことを思いながらPolyglotsの記事を選ぶようになっていくらか時間が経っていますが、つい先だって、こんな記事に出会いました。

Experts at the American Psychiatery Association say that “natural environment or green spaces” do much for good our mental health.

出典:アプリ Polygots・”Dies City Living Hurts Mental Health?”

アメリカ精神医学会が、自然の中やみどりの多いスペースで過ごすことが、精神衛生上プラスに働くという見解を公開した - そんな内容の記事です。

なぜこの記事が目に止まったのか。

それは、どうしたら仕事への意欲とか集中力を高めることができるだろう。いわゆる、任務(業務命令)というプレッシャーに負けず、仕事として楽しむことができるようになるには何が必要だろう? ということを考えてのことでした。

自然とみどりの中で仕事しながら考えていたこと

全然話しがつながらないじゃないか!! と叱られるでしょうね^^;

私はかつて20代の半ばから30代の初め、8年ほどの期間、ゴルフ場のコース管理(グリーンキープ)の仕事についていたことがあります。文字通り、みどり一色の中で生活していました。
(私が暮らしてきた地域は関東南部で、ゴルフ場に使われている芝はイネ科のコウライ芝や野芝ですから、正確に言えば、1年のうちおよそ半分の5か月ほどは冬枯れの黄褐色なんですが)

だから、「自然の中やみどりの多いスペースで」どう過ごせば「精神衛生にプラス」になるのだろう?…
私自身は当時、そのプラスの効果をうまく活かすことができていたのだろうか??…
そんなふうに感じたわけです。

冒頭にあげた一節は、その内容を裏付けるような一節につながっていきます。

Andrea Medchelli is a doctor with the Institute of Psychiatry at Kings College, London.

“There have been studies where people were literally taken out of an urban environment into a rural environment, and their symptoms would improve. And we also see that the grater the city the greater the risk.”

精神的に何らかの問題を抱えていた患者を都会から田舎へ移してやると、彼らの症状が改善したという報告もあった… そんな意味合いの一節ですね。

静かな環境 = 静かすぎる環境!?

精神衛生から見たときの危険度が 田舎 < 都会 なんだとしたら、私はわざわざその危険を冒してみどり一色の田舎から都会への転職を断行した!? ことになりそうですが…

田舎 - というより里山に囲まれた環境というのが正しいように思いますが - で、文字通り、自然を相手した仕事をしていたときに感じていたのは、ゴルフ場のコース管理というのは人のための仕事だとうことでした。

確かに、自然という静かな環境で仕事をしてはいるのですが、その仕事の成果はどこまで行っても、コースでプレーするプレーヤーのためのものでなければなりません。ところが、プレーヤーが求めるコースはどういうものであるべきか… たとえば、そうした顧客の要望という言うべきものを確かめるという発想も習慣もありませんでした。

自然を相手にして、たとえば自給自足の作物を育てる… そんな、自然からの恵みを得るようなものでも、(自分のための)日々の糧を確保するというような目的を持った途端、仕事となり、成果を求めるものにならざるを得ないような気がします。

緊張やストレスのないところでこそ、「自然の中やみどりの多いスペースで過ごすことが精神衛生にプラスになる」と言えるのではなかろうかと思うのです。

危険の中でストレスを抱えて進めるのが、都会での仕事??

「仕事を楽しむ」という言い方をすると、少々奇怪なことを求めることにならないか?! ということになりそうですが、「楽しむ」という言葉を「やりがいを感じる」とか「達成感」を得るために… と言い換えてみれば、その意味が分かりそうな気がします。

精神をすり減らす危険が潜む都会のオフィスで、達成することを求められる緊張やストレスに取り組むのが仕事をこなすこと(?) だとすると、そもそもその仕事の意味合いには何か間違いがないだろうかと思うのです。

そこで、自分の中に沸いた最初の素朴な疑問に戻りましょう -

どうしたら仕事への意欲とか集中力を高めることができるだろう。いわゆる、任務(業務命令)というプレッシャーに負けず、仕事として楽しむことができるようになるには何が必要でしょう?

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気をつけて見てもらえれば感じてもらえるのではないでしょうか。

「任務(業務命令)というプレッシャーに負けず…」と言いましたが、そもそも、任務を果たすことが歓びになってくれればいい! と感じませんか?
若いころ先輩たちに言われたように、「好きを仕事にする」ことができたらよさそうだと感じませんか?

to be continued …

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