“責任と権限” は 何のため? 誰のため?

子どもたちの世界に学ぶ「互いを考え合う」ことの大切さ

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NHKのクローズアップ現代+で正式な教科になった道徳のことが取り上げられていました。

価値観の押し付けにならないか… 道徳というものの性質上、成績として評価するということになじまないのではないか… などたくさんの問題を含んで道徳の授業が再びスタートしたという内容でした。子どもたちの、学校での授業が舞台になった話だけにむずかしさとか、先生たちの頑張りが際立った話しのように感じたのですが…

価値観の押し付けにならないように… というような点を重視することと上手に両立させながら、一緒に・互いを「考える」「考え続ける」ことができたらどんなにいいことだろうと感じながら番組を見ていました。教科として実施する以上、評価が避けられないというのも少々切ないものですね。

 

「おかあさんの請求書」というタイトルで親の無償の愛を考えさせようという授業のねらいとは違う取り方をした1人の男の子が、”おかあさんにもお金をあげてていいんじゃないのか” という意味合いの発言をした例が紹介されていました。共働きでいつも頑張って働いている母親を見ていた男の子は、おかあさんの頑張りに報いたい… そんな思いだったみたいでした。

“親の無償の愛” のねらいに近い意見でまとまろうとしていたクラスの中でその男の子だけが浮いてしまったという姿でした。価値の押し付けにならないように!… を言うのであれば、そのあとが本題にならなくてはいけないのだろうなと感じました。

「無償の愛」の精神は大人にこそ必要!?

そして、一緒に・互いを「考える」「考え続ける」ということが大事なのは何も子どもたちの世界に限ったことではないな、とも感じたのです。

話しが飛躍しすぎでしょうか?
私の耳には “親の無償の愛” と “(上司の)責任と権限” が重なって聞こえます。親だから… 家族だから… というのと、上司だから… というのがとてもよく似て聞こえるのです。それこそ、片方にはお金が付いて回っているじゃないか! という話しになるのは分かっています。分かっているからこそ、一緒に・互いを「考える」「考え続ける」ということはできないのだろうかと思うのです。

リーダーは組織の使命を確立する

効果的なリーダーシップの基礎とは、組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に定義し、確立することである。リーダーとは、目標を定め、優先順位を定め、それを維持する者である。
・・・「未来企業」

出典:P.F.ドラッカー・「仕事の哲学 (ドラッカー名言集)

上司は職制としての責任から考えても、たとえば部下のためを考えて当然でしょうか?
もしそうだとすると、上司に上司としての責任を求める部下はどんな責任を果たせばいいか、ちゃんと自覚してその責任を果たしているでしょうか? - そんなふうに、互いを「考える」ことができるのではないのかなと思うのですが…

リーダーシップとかマネージメント - 管理する側 - の話しはこうして語られているのに、被マネージメント - 管理される側 - の話しはどうしてないのだろう?? と思うのです。リーダーが「目標を定め、優先順位を定め、それを維持する者」ならば、その部下はどういう者であればいいのでしょう?

個性を尊重するとか、価値観を押し付けないという話しは大人の世界にも必要なはずで、部下の個性を高めるために部下自身はどうするべきなんだろう? と思うのです。今のままでは、部下は上司やリーダーの言う通りに動ければそれでいいと言われているような気がして仕方がありません。

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無償の愛なんて言い方をすれば、「いったい何を言っている!?」と言われれて終わりになってしまうでしょう。けれど、部下が自分で自分の個性を活かした仕事をするにはどうすればいいだろう? そのために上司の力を上手に利用するには…? - そのとき大切なのは、

子どもたちの道徳の話しを聞きながら、大人同士はどうやって互いを尊重できるか… そんなことを考えていました。

to be continued …

 

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