情報を伝えることをつきつめると、言葉を離れてしまう!?

「文書を書く」という文化が日本にはないのかもしれない

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取扱説明書やマニュアルとの付き合いとほぼいっしょ。
数えてみるとはじめて出会ってから25年以上の時間がたっています -
というのはXMLのお話し^^

最初にであったのはSGMLという形式でしたから、今にして思えば、固着しているね!! といえるほど柔軟さにかけた機能のデータを相手に、みんなが四苦八苦したことを覚えています。ML = Mark-up Language の略だとは分かっていますが、ヨーロッパの人たちはよくこういうデータ構造を思いついたものだと感心します。

そもそも文書 - 説明書とかマニュアル - を書くための特殊なデータで、将来の文書化の作業の中心的な技術になるのじゃないだろうかという説明を聞きながらSGMLに出会ったあと、日本の自動車業界にとって対アメリカ貿易のキーエレメントになるという話しを聞いた記憶もあるのですが…

SGML の機能の幅を広げた? XML になってからも、このマークアップランゲージなるものが、少なくとも日本では? 文書化の中心的な技術になることはないまま来ていますね。

たとえばMicrosoft社のWord。
[名前を付けて保存] から選べる保存形式にXMLがあるの、知っていましたか?

saving-option-of-word
MS-Word の保存オプション

HTMLという形式は聞いたことがあっても、Wordで書いた文書をHTML(ブラウザーで開くための形式)にする必要がどんなところにあるのか、ちょっと見当がつかないくらい、Word = doc / docx で通っているように思うのです。

そんな話しをしているくらいですから、私が知る限り、少なからず大手だと思っている企業でも、製品説明のためのマニュアルをWordで書いている人たちがいるくらいですから、XMLの影が薄くても少しも不思議はありませんね。

Word ならば、

  1. 見出しを入力したら、文字の書式を決めたり
  2. 本文を書いて、画像を貼り込み
  3. 画像を回り込むように本文をれアウトしたいと思えば、画像のプロパティを操作すればいい

と本文を書きながらレイアウト(編集)ができてしまう。この感覚があたりまえですよね。WYSIWYG に慣れ切った私たちは、それ以外の感覚で文書を書くということができなくなっていると言ってもいいほどだと感じます。

ところが、私が今使っている XMLエディターというソフトウェアではそういう器用なことはできない!!
本文を書くのも、画像を貼り込むのも、Drag&Drop というほど簡単! というわけにはいきません。

  1. まず、マークアップとデータ構造からはじまって
  2. どこにどんな種類のテキストを入力できるのかはマークアップによって決まる
  3. 画像を取り込むのもデータのパスが先にきます
  4. どんなページのでき上がりになるのかは、スタイルガイドを適用してみないと分かりません

はやらないわけですよね!?^^;

それでもヨーロッパの、特に大手のメーカーでXMLを使っているところが多いのはなぜなんでしょう?
それは…

  • 扱う製品の数が多いこと
  • 製品が多ければ、作成し発行するマニュアルの冊数も多いこと、しかも
  • 2冊目、2モデル目以降の作業を高速・安価に行おうという計画性が高いこと

が一番の理由です。

たとえば、
最初のモデルの1冊目に 50万円の費用がかかっても、その姉妹機では 25万円、さらに後継機では15万円と、説明書の製作費用やかかる時間を確実に低減できるからなんですね。

日本ではお金をかけまいとして同じ金額をずっと払い続ける… というような感覚でしょうか?!

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Word がダメなソフトウェアだという意味では決してないのですが、もともと文書 - マニュアルを作るという文化は日本のものではない!? と考えると自然なようにも感じます。

そうこう言っているうちに、どんな製品を見ても - 少なくとも私たちがお金を出して購入するような製品で取扱説明書が添付されているものが減っているし、取扱説明書がついていてもそのボリュームがとても薄く小さくなっているという現実もあります。

もしかすると、XML 云々という時代ももう少しすると終わってしまうのかも知れませんが、文書を書く、情報を発信するということの今の形を記憶に残す! ことになるのかも知れないなと思いながら、もう少しXMLの勉強を進めてみようと思うのです。

 

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