「Googleアナリティクス データの保持」のメールを受信したら “対応” を

Googleアナリティクス データの保持という新しい管理項目

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[ご対応ください] Google アナリティクス データの保持と一般データ保護規則に関する重要なお知らせ

というタイトルのメールが送られてきたので、何を対応しなくてはいけないのか? と確認しながら分かったこと、「対応」としてやったことを備忘録しておこうと思います。

それと言うのも、送られてきたメールには私にはよく分からないところが残っているからですが…

そのメールに説明されているのは

mail-from-google-analytics
Google Analytics からのメール

Google は本日、詳細な管理が可能なデータ保存設定を導入し、Googleのサーバーに保存されているユーザーデータとイベントデータの保持期間を、お客様ご自身で管理していただけるようにいたしました。

という言葉。

このメールの冒頭には

これは4月12日付けのお知らせの翻訳版です。

と書かれているのですが、12日付けお知らせというのがメールで着信していたのか、それ以外のルートで確認できるものだったのか分かりません。残念なことに、12日付けメールというのは届いていなかったので^^;

ともあれこの説明で気をつけなくてはいけないのは、私たちユーザーが関連データを管理できるようになったということですが、このお知らせを受信した時点でどういう設定にしてもらっているのか確認しておかなくてはいけないということ。

言い方を変えれば、Google Analytics の方でいわゆるデフォルト設定してくれている期間の設定があって、その設定のままでよければ(その設定のままだと)それ以前のデータは自動的に削除されますよということです。

だから

お客様のユーザーの拠点が欧州経済領域(EEA)以外の場合でも、このメールをお読みいただき、必要な対応を行っていただけますようお願いいたします。

となっているのですね。

データ保存設定 の実際

メールにあるデータ保存設定のリンクをクリックすれば、
アナリティクス ヘルプ | データのプライバシーとセキュリティ 「データの保持」
のページに誘導されます。

「データの保存」がどういう意味のものかがこのページに説明されています。

data-holding-set_googleanalytics01
データの保持の説明

そして、このページの一番下、「オプションを設定する」に具体的な手順が説明されています。

data-holding-set_googleanalytics
データの保持の手順

実際の手順は説明されているとおりたどっていけばむずかしいことはありません。

3. [プロパティ] 列で [トラッキング情報]>[データ保持] をクリックします。

の説明に対応するのが下のスナップショットです。3列ある設定項目のうちの真ん中が[プロパティ]の列。
[トラッキング情報] をクリックするとサブ項目が開き、その中に [データ保持]  があります。

data-holding-set_googleanalytics step2

[データ保持] をクリックするとようやくここで、問題の期間設定がどうなっているかを確認・設定することができます。

data-holding-set_googleanalytics
データ保持の最終画面

私の場合(たぶんみなさんの設定と共通だろうと思いますが)26か月にチェック入っていますから、5月25日以降、26か月(3年)より前のデータは月単位で自動的に削除されていくことになりますね。

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さてここで次の問題は、

  • ユーザーデータ、イベントデータが何なのか
  • (一定期間より前の)そのデータが削除されるとこれまでの分析がどう変化するのか

ということ。

データの意味と分析・表示結果の関係をはっきり理解できるまでデータは現状ままにしておきたいので [自動的に期限切れにならない] へ切り替え、保存しました。

 

 

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