Windows 10 アップデート - 動かなくなったマウスカーソルをキーボードでなおす⁈

今度はマウスが動かない⁈

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Windows の基本的な技術、特に今回のようにハードウェアに関係するものは、Windows の前のOS、MS-DOS からの技術がそのまま残っているようだなと感じます。

再び不具合に見舞われるんじゃないかなと思いながらも、”アップデートしない” という選択肢がない - タイミングを選べるだけでアップデートそのものは必須 - というサービス⁇ に方向を変えたように見えた Windows ですが、実は私たちがそれを望んでいるんだろうと思うのです。もう何年も経っているんですが。

前回の時には無線キーボードが正しく文字入力をできない状態になり、今回は無線仕様のマウスが画面の左端にはりついたまま動かなくなりました

今回の対策をそのままにしておいたとして、次回のアップデートでもう一度マウスの不具合に見舞われたらどうすりゃいいの⁈ と思いながら、今回の対策を備忘録しておこうと思います。

「高速スタートアップ」の機能を切る⁈

今回の不具合は

Windows 10 アップデート。いつアップデートしますか? という意味合いのメッセージに、ちょっと待ってでスキップしていたのですが、ご存知のように、はい、タイミングを決めてください! とメッセージのモードが変わりますよね。

そうか、しょうがないけど1時間後にリマインドしてね、とダイアログを閉じたところで不具合は起きました。マウスカーソルが画面の左縁に貼り付いたまま、マウス本体の動きにカーソルがついてこなくなりました! 何だこりゃ??

マウスの電源がおかしくなったかと思い、スイッチのON/OFF をして見たり、電池を入れ換えたりしましたが、症状は解消できず! 困りました^^;
再起動!! と思っても、マウスが動かないのですから、リブートもシャットダウンもあったものではありません!

やむなくPC本体の電源ボタンで強制シャットダウンし、少し時間をおいてから再スタート!
でも、マウスの症状は変わりません! いよいよ困りました! 解決策をググってみたくてもそれもできません!

不具合解消にはWindows 10 以外のものが必要⁉︎

どうやって解消したかというと…

今回の不具合は「高速スタートアップを切る」という手順で解決しました。

「高速スタートアップ」というのは、大雑把に言えば、インターネットブラウザのキャッシュのようなもの。どんな状況でWindows 10を使っていたのかを記録して、その情報を使って次のスタートを素早く行う⁇ というもの。その「高速スタートアップ」をOFFにしてみるという方法を iPhone の Safari でググったのです。

参考にさせてもらったのは「Windows 10でワイヤレスキーボードやワイヤレスマウスが正常に動作しない場合の対処方法」の記事。

そのとき困ったのは…

何といっても、問題は、マウスが使えない‼︎ ということ。手順を参考にさせてもらってもその通りに実行できない!! のが困った点。手順のすべてをキーボードで実行しなくてはならないのです!

MEMO:
Windows 10のアップデートをするなら、PC以外のインターネット接続と、Windows のキーボード操作を覚えておこう⁉︎

キーボードで行った「高速スタートアップ」OFF! の操作

いつもなら -

switch off quick start up

  1. Windows ボタンをクリックしてから
  2. [電源] をクリック…

といきたいところですが、そのクリックができないので…

  1. キーボードのWindowsボタンを押して、メニュー画面を呼び出し
  2. メニュー画面の左上隅 [メニュー] が選択されるまでTab キーを繰り返し押して選択枠を移動させます(下の画像、左)

  1. それから 矢印↓ キー で選択枠を下に下げ、[電源] マークを選択状態にして(上の画像、右)ENTERキーを押します。
  2. 電源操作のオプションが表示されますから、
    矢印↓ キー で選択枠を下に下げ、[再起動] を選択状態にして(下の画像)Shift+ENTERキーを押します。

reboot + shift key
そこで現れるのがブルーディスプレイ タイプのオプション選択の画面です。

selecting-shutdown-option
矢印↓ キー で選択枠を下に下げて、[PCの電源を切る] を選択。

これで、「Windows 10でワイヤレスキーボードやワイヤレスマウスが正常に動作しない場合の対処方法」で確認できた手順をキーボードで操作することができました^^

次のスタートアップでは「高速スタートアップ」の機能がOFFになった状態で起動ができるという説明通り、私の症状は1発で解消され、Windows 10をリブートしてみるとマウスカーソルはディスプレイの中央に!! マウス本体の動きにしっかり反応する、いつもの状態に戻りました!!

MEMO:
私の症状では「高速スタートアップ」の機能OFF状態でのリブートが見事にマウスの機能が復活しましたが、一方、Firefox, Google Chrome, Edge, Internet Explorer のどのブラウザーを使っても、検索エンジン(google.com, yahoo.co.jp など)が使えなくなりました!^^; ブラウザの方の機能はことあと、「高速スタートアップ」の機能を再度ONにするまで再生できませんでした。

改善はしてもらえないマイナーな症状⁇

それにしても、Microsoftさんは同じ不便さを起こす恐れを残したままアップデートしてくれるのは何故なのかな? と感じています。

同じ不便!? キーボードとマウス - 全然違うじゃないか‼︎ となりそうですが、「無線接続している周辺デバイスの不具合」とくくれば同じ不便になってしまいます。そして、そのくくり操作はとっくに終わっているのじゃないのかな、と思うのです。

マウスのカーソルがどこにあるか、マウスの動きに連動して動いているかも、OSとしてマウスを使わせてくれている機能を逆にたどればいいように思うのです。そして…
マウスカーソルがフリーズしている恐れがあるということが検出できたら、不具合解消の手順に誘導してもらえないものかな? と思うのです。

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アップデートは半強制 - その意味も理解はできます。
ユーザーは使用許諾の条件に合意していることも承知していますし、Microsoft 側が必要なソフトウェアの変更を行うことを承諾していることも承知しています。あるいは、不具合解消のためのパッケージが作れるとしても、OS本体の運用に負担になるということもあるだろうなと思います。

けれど、ユーザーの自己責任とメーカーのサービスコンセプトのバランスがどこか違っているという感じがぬぐえません。

いずれにしても、自己責任で使う製品、それが Windows 10 だと考えれば、もう少し勉強が必要だということになるでしょうね!^^;

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